13 ページ13
青side
一目惚れだった。
男を好きになったことがない
女の子からモテモテな
この俺が
初めて男を
好きになった。
一目惚れなんて
ましてや
人を好きになるなんて
初めてや。
付き合ったことはある。
けどそれは
相手からいわれて
付き合ったようなもん。
だから
どうしたらよいのか
わからない。
桃「なあ流星、重岡くんのことホンマに好きなん?」
「…なんか俺も信じられへんけど…すきみたい」
桃「ほんまみたいやな…」
「え、嘘だとおもった?」
桃「うん、だって流星本気になったことないやん」
「…せやから俺も戸惑ってる」
なんとか
呼び捨てやタメで
話せる仲にはなったものの…
どうしたら
あいつは
俺のこと好きになってくれるんやろう。
桃「なあ重岡くんのことは泣かせたらあかんよ」
そう心配そうに
眉を下げる望。
「当たり前やん」
俺にとって
しげは
大切な特別な人。
あいつを傷つけることはしないし
あいつを傷つけたりしない。
桃「…まあ今の気持ち悪いデレデレな流星の感じじゃあ大丈夫か」
「気持ち悪くないわ」
桃「気持ち悪いで?今度鏡みてみい?」
「はあ?」
桃「あ、せや!これ、重岡くんと二人でいってみたら?こーいうのすきらしいで?」
「誰情報?」
桃「重岡くんの親友、神山智洋くんからの情報」
「いつのまに仲良くなったん…」
なんやかんや
頼りになる
望に感謝やな。
next
189人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱーぷる | 作成日時:2019年7月29日 17時