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望を
抱きしめながら
俺は決めた。
望を
一生守ろう。
一生幸せにしようって。
「なあ、望?」
望「なあに?」
真剣な眼差しで望を見つめると
望は俺から離れ
正座をして
俺を見つめた。
「俺にとって…望は大切な人や」
望「へ?」
「誰よりも大切で…大好きな人。だからな?これからも…望の側にずっといる」
望「大好きな…人って」
「簡単にいうと…愛してる人やな」
望「!!」
「照史も神ちゃんも大切な人やし大好きな人だけど…それとは違う。望は、俺にとって一番大切で愛してる人や」
望「…濱ちゃ…」
「一生かけて望のこと幸せにする!だから…付き合おう」
そういって微笑むと
望は泣き出した。
「望?」
望「…濵ちゃん…カッコよすぎるよ」
「へ?」
望「…心臓もたないよ、濵ちゃんといると」
「なんやそれ笑」
望「だって…こんなの初めていわれたもん」
そういって
嬉しそうに
微笑んだ。
望「…濵ちゃん」
「はいっ」
望「これからもよろしくお願いしますっ」
「…もちろん!」
おいでと手を広げたら
飛びついてきた望。
今までにない
幸せな瞬間やった。
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作者名:かすミン | 作成日時:2017年3月24日 10時