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突然のキスに
びっくりして
一瞬時が止まった
気がした。
「は、濵ちゃ… 」
濵「落ちついた?」
「え?」
濵「心落ちついた?」
「う、うん」
濵「良かった」
そういって濵ちゃんは
微笑んで
頭をなでた。
濵「今のは…落ちつかせる魔法のキスや」
「魔法のキス…」
濵「幸せのキスもあるけどしてみる?」
「ふぇ!?」
濵「うそうそ」
いまはせーへんなんて
イタズラな笑顔を浮かべ
外を眺め始めた
濵ちゃん。
何やろう
この気持ち。
心臓が
落ちつかない。
あかん。
違うこと考えないと。
せっかく濵ちゃんが
魔法のキスをくれたのに
心が落ち着いてない知ったら
悲しむやろうし。
外をみたら
何やら深刻な顔して
神ちゃんと
桐山くんが車に向かってきた。
神「2人とも無事やった?」
「うん」
神「良かった 」
濵「照史…なんかあったん?」
桐「……」
いつもだったら
何か話すのに
なにも話さず
ただただ下を向いてる桐山くん。
神「後で話すね?とりあえず車だすからね」
そういって車のエンジンをかけた神ちゃん。
神「話せば長くなるからさ」
そういって切なげに微笑んだ。
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作者名:かすミン | 作成日時:2017年3月24日 10時