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☆57 ページ3

突然のキスに

びっくりして

一瞬時が止まった

気がした。


「は、濵ちゃ… 」

濵「落ちついた?」

「え?」

濵「心落ちついた?」

「う、うん」

濵「良かった」


そういって濵ちゃんは

微笑んで

頭をなでた。


濵「今のは…落ちつかせる魔法のキスや」

「魔法のキス…」

濵「幸せのキスもあるけどしてみる?」

「ふぇ!?」

濵「うそうそ」


いまはせーへんなんて

イタズラな笑顔を浮かべ

外を眺め始めた

濵ちゃん。


何やろう

この気持ち。

心臓が

落ちつかない。


あかん。

違うこと考えないと。

せっかく濵ちゃんが

魔法のキスをくれたのに

心が落ち着いてない知ったら

悲しむやろうし。


外をみたら

何やら深刻な顔して

神ちゃんと

桐山くんが車に向かってきた。


神「2人とも無事やった?」

「うん」

神「良かった 」

濵「照史…なんかあったん?」

桐「……」


いつもだったら

何か話すのに

なにも話さず

ただただ下を向いてる桐山くん。


神「後で話すね?とりあえず車だすからね」

そういって車のエンジンをかけた神ちゃん。

神「話せば長くなるからさ」

そういって切なげに微笑んだ。

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作者名:かすミン | 作成日時:2017年3月24日 10時

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