You're my only one! Ⅲ (ページ46)

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■ばんせんページ46

怒涛の撮影が終わったのは結構前の事。

今は、公開にむけてのプロモーション活動で
有難いことに忙しくさせてもらってる。

season1から見てた憧れの作品。
しかも、先輩の山下くんとご一緒出来るなんて
最初は信じられなかったし、北斗には羨ましがられた。

戸「Aちゃーん、今日もかわいいっ」

桃「わっ、恵梨香さん！
　急に抱き付くのやめて下さいってば笑」

新「わたし、恵梨香さんの気持ちわかりますよ～
　なんかAって抱き付きたくなるの！」

戸「でしょ？こんなん愛でる以外ないよ」

有難いことに共演させていただいた戸田恵梨香さんや
新木優子ちゃんとは特に仲良くさせて頂いてる。
こうしてじゃれ合う姿は最早日常茶飯事。

そんな私に近づくふたつの影。

山「うちのA、あんまり独占しないでよ」

有「おふたりだから許されてるとこありますけど」

桃「山下くん！有岡くん！」

戸「なぁーによ、おんなじ事務所なんだから
　こんな時くらいは譲りなさいよ～」

新「そうですよ！」

有「俺、Aを守る会の一員なんで」

戸「なにそれ？笑」

恵梨香さんが呆れたように笑う。

私だって皆やりすぎではと思うところがあるけど、
もはや止められない勢いのグループと化していた。

山「それ、俺も入った。team桜川の方だけど」

桃「えっ！？」

有「Aにね、変な害虫が寄ってこないように
　ガードする会なんすよ」

戸「あっはっは！すっご！
　ジャニーズ事務所、総出なの！？
　葵なにやってんだか笑」

桃「何か知らない間にすごいメンバー増えてるらしくて…
　でも、私大人として交友関係広めたいのに…」

山「大丈夫、Aには必要ないよ」

戸「…なんかちょっとサイコパス。
　藍沢先生とのギャップが激しすぎるよ苦笑」

新「ほんとですね、ちょっと呑み込めない笑」