・/作者小話 ページ44
右手で心臓の辺りを掴み、地面を見つめる。
いまさら？
なんで今頃気付く？
ずっと傍に居て、チャンスは幾らでもあったのに…
Aは俺の傍に、隣に居るんだって、
どっかでそんな驕りがあったから。
もう遅い、もう追いつけない。
その時、頭に不自然な重みを感じて、
視線を上げるとへらっと笑うジェシーの顔。
ジ「大我もいこー？」
京「俺…やめとく」
ジ「なんで！？」
京「自分の愚かさに嘆いてるから」
ジ「んー…恋愛してる人なんて皆そんなもんじゃない？」
”やっと気づいたんだ、大我”
と、キメ顔で言ってくるもんだから、
言い返す気にもならなくて黙り込む俺。
ジ「ぴーちだもん、しょうがない！
あんな子に惚れない男いないっしょ！Ahaha！」
京「気付いた途端に失恋とかマジない。
彼氏樹じゃん！絶望しかない」
ジ「諦めんの？大我らしくないねー」
京「は？」
ジ「俺、強気な大我の方が好きだよ〜
ま、まだAの戸籍はwhiteだし？
こんなこと言ったら樹に殺 される！DAHAHA！」
ジェシーが皆の方へ走っていく。
その先にいるAが、俺の名前を呼ぶ。
途端に輝きだす俺の視界。
単純、やばいな。
俺、超好きじゃん、Aの事。
そっか、別に諦める事なんかないや。
好きな気持ちなんてどうにもできない。
樹、悪いけど俺も参戦するね。
A、覚悟しといて？
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お読みいただきありがとうございました！
作者のももじゅりと申します。
完全なる趣味の世界なこのお話。
三浦大知さんの曲とか出し始めて
”これSixTONESの話？”ってなりますよね 苦笑
この三浦さんのLullabyを作詞された方のお名前が
ぱっと見うちの桃田さんの名前に似てて…
曲も歌詞もすごく好きで設定お借りしました。
こんなお話でもしおりしてくださったり、
一番右のお星さまポチってくださったり、
本当に感謝しかありません！
今後ともどうぞよろしくお願いします。
ももじゅり
◇コメント at すとちゅーぶ-お嬢の歌ってみた動画 part2-→←・
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作者名：ももじゅり | 作成日時：2020年10月17日 2時
