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樹「その荷物量おかしくね？
今日ロケでもなんでもない都内で撮影だったじゃん」
桃「そうだよ？いつもこんなんだよ？」
樹「前、そんなでけぇカバンじゃなかったよね！？」
桃「え？おかしい？」
樹「A、じゅったん以外に優しくしなくていいの！」
桃「いきなり何…」
樹「あのね、A？荷物っていうのは、
自分に必要最低限のものだけでいいんだよ！」
樹はそういうと私のカバンを取り上げ、
”重っ！こんなんAの肩ちぎれる！”って言いながら、
リビングのソファまで運んでくれた。
細く見えるのに、こんな時はしっかり男の子な樹。
私を溶かすつもりなのかって位、
樹は私を甘やかすから、自然と頬が赤く染まる。
少し強引に引き寄せられて、隣に座らせられた。
樹「この大量のお菓子は？」
桃「たろがお腹空かせるから」
樹「空かせとけ！むしろ、自分で買いに行かせろ！
このメイク道具やらワックスやらは…」
桃「大我とじぇす、よく忘れるでしょ？」
樹「自業自得だから、Aが準備する必要ないの！
Aに必要なものだけでいいんだよ！
はー…北斗がいってたのガチだったわ」
桃「え、北斗？」
私の問いかけには答えず、樹はぎゅっと私を抱きしめた。
その後はお風呂に入らされ、
肩揉みからはじまり全身のマッサージを受ける羽目になった。
…調子にのった樹のせいで、寝不足になったけど。
その後、SixTONESの楽屋では…
食べ物がもらえなくなって、ふてくされてる慎太郎。
当てが外れて、とんでもない髪型のジェシー。
アイライナーを求めて彷徨う大我。
出来るだけ動かないように寝てる高地。
最近肩コリが解消され、ご機嫌なA。
と、不敵に笑う樹と北斗の姿があった。笑
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作者名：ももじゅり | 作成日時：2020年9月30日 23時
