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ずっと興味のない試合を眺めていたら、突然、
体育館特有のぬるい空気が気持ち悪く感じた。
心做しか、頭が痛い気もする。
そう思った途端、ふらっと、頭の隅に白い靄が見えて。
あぁ、この感じ––––。
天井が歪んで、奇妙な生き物のように見える。
またしても、保健室の天井。
うぅ、頭がズキズキする。
どこかで倒れて運ばれたのだと悟る。
何かを考えようとすると、神経が刺激される気がして、眠気に任せてそのまま目を閉じた。
ドアがキィーと音を立てて開く。
『おっ永瀬くんどうしたー？』
『せんせーおるやん。
さっきA運んできた時おらんかったから』
永瀬の、声。
嘘？また？
何でよりによって永瀬なの……
っていうかいつの間に来てたの……今すぐ穴に埋まりたい……。
羞恥で、身体中の熱が顔に集中するのがわかる。
『運んできてくれたの永瀬くんだったんだねー、
ありがとね』
『おん』
『っていうか点呼出なかったでしょ！
大谷先生探してたよ？』
『寝坊してん。途中から来た』
寝坊だったのかよ。
大したことじゃないのにモヤモヤしてしまった私が馬鹿みたいだ。だけど、途中からでも来てくれたっていう事実は素直に嬉しくて、頬が緩んだ。
ふいに、ベッドを囲むピンクのカーテンに、
影が写り込む。
『ちょっとー！起こさないでよ？』
『起きひんやろ』
なんで？開けようとする普通？！
私今、すごい顔しているかもしれないのに！
やばい、開けられる！
そう思って慌てて目を瞑った。
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Fujisaku888(プロフ) - やっば！やばやばです！もう最高でした！続き、楽しみに待ってます！！！！！ (2019年8月12日 21時) (
レス) id: d78f9adad7 (このIDを非表示/違反報告)
reeein(プロフ) - もう、天才だと思います。テスト期間の唯一の癒しです、続き待ってます！！ (2019年7月23日 1時) (レス) id: d8f0974525 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - やっぱり、いいですねえ〜( ´ ▽ ` ) (2019年7月21日 16時) (レス) id: 383a94bb9b (このIDを非表示/違反報告)
禊(プロフ) - みさとさん» 嬉しい〜〜です〜〜！！！まだしばらく続く予定ですので引き続きお願いしますね〜〜！o(^-^)o (2019年7月21日 9時) (レス) id: 877a6ff071 (このIDを非表示/違反報告)
禊(プロフ) - reeeinさん» ワ〜〜！コメントありがとうございます（ ; _ ; ）なんとかかっこいいキャラのまま走れるよう頑張ります〜〜！(？) (2019年7月21日 9時) (レス) id: 877a6ff071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：禊 | 作成日時：2019年6月17日 23時
