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『あんま気にしすぎない方がいいよ
廉、俺にさえそんな感じだから』
「……う〜そうだよね………」
『次な！修旅がんばろ！』
「……どーせ女の子といるんだよあの人」
『いいじゃん廉がほんとに好きな訳じゃないなら』
「………それ私にも望みないってことだよ」
『これから頑張るんでしょー？』
「……しょう優しい」
『知ってるー』
私が弱音を吐いてしょうが励ましてくれる。
大抵いつもこのパターンになるけれど、
しょうは飽きずに話に付き合ってくれる。
本当そろそろ、バチが当たりそうで怖い。
「しょうは？香澄さんとは？」
『向こうテストだったらしくて
バイト来てないんだよね、全然会えてない』
「……そっかぁ」
淡々とそう述べるしょう。
私とは違うから、いちいち小さな行動や発言を
取り立てて落ち込んだりしない。
永瀬を好きになるまで、自分がこんなに脆弱で、
あらゆることに一喜一憂するタイプだなんて、知らなかった。
その後話の方向はどんどん脱線していって、
結局くだらない話で盛り上がったあと、
翌日に備えてお互い眠りについた。
久しぶりに、夢を見た。
微睡みの中、永瀬が登場して、
皮肉なことに私は彼の恋人だった。
永瀬の燦然と輝く笑顔は、全部私一人だけに向けられていて、あの声で私の名前を繰り返し呼んだ。
朝夢から覚めた時、現実とのあまりの落差を受け入れたくなくて、目を瞑って何度も夢の輪郭を探ったのだった。
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Fujisaku888(プロフ) - やっば！やばやばです！もう最高でした！続き、楽しみに待ってます！！！！！ (2019年8月12日 21時) (
レス) id: d78f9adad7 (このIDを非表示/違反報告)
reeein(プロフ) - もう、天才だと思います。テスト期間の唯一の癒しです、続き待ってます！！ (2019年7月23日 1時) (レス) id: d8f0974525 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - やっぱり、いいですねえ〜( ´ ▽ ` ) (2019年7月21日 16時) (レス) id: 383a94bb9b (このIDを非表示/違反報告)
禊(プロフ) - みさとさん» 嬉しい〜〜です〜〜！！！まだしばらく続く予定ですので引き続きお願いしますね〜〜！o(^-^)o (2019年7月21日 9時) (レス) id: 877a6ff071 (このIDを非表示/違反報告)
禊(プロフ) - reeeinさん» ワ〜〜！コメントありがとうございます（ ; _ ; ）なんとかかっこいいキャラのまま走れるよう頑張ります〜〜！(？) (2019年7月21日 9時) (レス) id: 877a6ff071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：禊 | 作成日時：2019年6月17日 23時
