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肌寒さで目を覚ます。
制服のまま長いこと自室で眠っていたようで、
時計を見ると22時を指していた。
頭痛いし、なんかだるい。
重い体を起こしてブラウスの上にパーカーを羽織り、階下に降りた。
洗濯物を畳んでいたお母さんがこっちを見る。
『また制服で寝てたの？
スカートシワシワだしー』
「ごめんなさい」
『あっ、あんた明日球技大会でしょ？
飲み物とか何もないけど』
「えーー……明日買お」
『とか言って朝起きれないでしょ』
「うん無理」
『そこまで買ってくればー？』
寝起きで面倒臭いのよりも、明日の朝わざわざ立ち寄ることの面倒臭さの方が勝って、渋々コンビニに買いに行くことにした。
まだ、5月の夜は少し寒い。
明日の球技大会、嫌だなぁ。
運動したくないのに強制されるのは苦痛でしかない。
考え事をしていたら、家からそう遠くないコンビニに着いた。適当にガサガサ飲み物とお昼をカゴに入れ、会計を済ませる。
自動ドアを抜ける時。
駐車場の方から耳をつんざくような不快な笑い声が聞こえた。
下品な笑い声が頭に響く。
心の中で苦言を呈しながら、その横をすり抜けると、その中に見たことのあるシルエットが目に入った。
あぁ、やっぱり。
永瀬だ。
完全に目が合ったけど、気付かない振りしよう。
だって、お酒飲んでたし。
屯してた集団、どう考えても苦手なタイプだったし。
こんな時間に渡り歩いて、補導されればいいのに。
とか思ってたら、案の定。
『無視すんねや』
永瀬の声が背中を追うように聞こえてきた。
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Fujisaku888(プロフ) - やっば！やばやばです！もう最高でした！続き、楽しみに待ってます！！！！！ (2019年8月12日 21時) (
レス) id: d78f9adad7 (このIDを非表示/違反報告)
reeein(プロフ) - もう、天才だと思います。テスト期間の唯一の癒しです、続き待ってます！！ (2019年7月23日 1時) (レス) id: d8f0974525 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - やっぱり、いいですねえ〜( ´ ▽ ` ) (2019年7月21日 16時) (レス) id: 383a94bb9b (このIDを非表示/違反報告)
禊(プロフ) - みさとさん» 嬉しい〜〜です〜〜！！！まだしばらく続く予定ですので引き続きお願いしますね〜〜！o(^-^)o (2019年7月21日 9時) (レス) id: 877a6ff071 (このIDを非表示/違反報告)
禊(プロフ) - reeeinさん» ワ〜〜！コメントありがとうございます（ ; _ ; ）なんとかかっこいいキャラのまま走れるよう頑張ります〜〜！(？) (2019年7月21日 9時) (レス) id: 877a6ff071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：禊 | 作成日時：2019年6月17日 23時
