通知67 ページ21
あ「私より大熊くんに似合う人なんかいっぱいいるよ…」
大「…なんやねんそれ、俺が誰と一緒に居りたいかなんて俺が決めることやろ。
せやから浴衣引っ張ってきたのに…って俺、何言ってんねやろ」
どういうこと？？
だってそれじゃまるで…大熊くんが私に気があるみたいな言い方じゃん…。
大「Aちゃんは十分素敵な女の子やで。そうやって卑下せんといて？」
あ「……そんなこと言われたら、自惚れちゃう」
大「…自惚れてもええと思うけど」
あ「え？」
大「……とにかく、ほんまにごめんなさい。今日も、この間も」
そう言ってまた深々と頭を下げる大熊くん。
あ「じゃあ、別に私といるのが嫌だから怒ってたわけじゃないの…？」
大「えっ！？なんでそうなるん！？そんなん有り得へんし！！
…って、誤解させるような態度取ったのも俺やもんね…」
なんだ…ただ、私が考えすぎだったんだ…。
大「逆に、俺のこと……嫌いになった？」
あ「………えっ？なんで？」
大「いや、あんな自己中なことして…てっきり愛想つかされてんのかと…
今日も、サヨナラって言われるんちゃうかなって…」
あ「え？私が？大熊くんに？？…無い無い！それは無いよ！」
大「俺の思い過ごしかぁー！！よかったぁ…」
こうやってお互いに話してみて、ようやく分かった。
あ「…私たち、お互いに誤解しちゃって勝手にギクシャクしてたんだね」
大「せやな……あのさ…また、仲よくしてくれる？」
あ「……逆に、仲良くしてくれるの？」
大「当たり前やんか！…Aちゃんは？」
あ「…もちろんっ」
大「良かったぁ〜…」
あ、久々に見れた、この笑顔。
白い歯を出してクシャっと笑うこの顔が見たかったんだ。
すると私は安心したのかまた涙腺が緩んだ。
あ「うぅ〜っ」
大「えっ！なんで！？泣かんといて〜(汗)」
あ「良かった〜…怖かったぁ(泣)」
大「ごめんなぁー、また泣かせてもうたっ…もう泣かさへんって約束したのに…
あぁ〜、どないしよ、拭いたらメイク崩れるやんな？
…って、俺ハンカチあらへんし！ティッシュでええかな！？
ほらほら、もう大丈夫やから〜…鼻かんで、ちーんしてっ」
私の涙を見てアタフタする大熊くんは可愛くて優しくて、それを見てまた涙が出た。
きっともうメイクはボロボロだけど、
大熊くんが優しく笑ってくれるからどうでも良くなっちゃった。
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あおきりん(プロフ) - 雷斗さん» コメントありがとうございます！おぉ！嬉しいお言葉ありがとうございます！男性の読者様にも楽しんで頂けているとは思いませんでした…嬉しいです、これからも頑張りますね♪ (2017年12月16日 20時) (
レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» ありがとうございます、引き続きよろしくお願いします♪ (2017年12月16日 20時) (レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
雷斗 - 僕は男子なんですけど、楽しく見させてもらってます！続編待ってます！体に気を付けて、これからも頑張ってください！ (2017年12月16日 19時) (レス) id: 3d539c4143 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - 続編も楽しみにして待っています。これからも更新頑張ってください。(￣ー￣ゞ−☆ (2017年12月16日 16時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - じゅなさん» ありがとうございます、そう言っていただけると嬉しいです( ;∀;) (2017年12月15日 9時) (レス) id: 3be643d958 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおきりん | 作成日時：2017年12月2日 23時
