通知33 ページ35
イケメンはやっぱり性格に難があるんじゃん！
もう知らないもんね…。
プイっと顔を背けると盛大に吹き出した大熊くん。
恥ずかしいのと腹が立ったのとで多分私の顔は真っ赤。
大熊くんはひとしきり笑った後、
大「ごめんやで(笑)Aちゃんが可愛いのが悪いんやもん(笑)」
またそういうこと言う…。
女の子の扱いに慣れているのが何故かちょっと心に引っかかる。
それがなんなのか、まだ私は知らない。
そして彼は私の手を取った。
大「ほら、映画始まるから行くで？」
あ「あ、ちょっ…」
そのまま引っ張られて人ごみの中を歩きだす。
自然と手は繋がれたままで、チラッと振り返った大熊くんの顔は凄く優しくて、
あ「…っ///」
怒ってたはずなのに、どうでもよくなっちゃった。
これが憎めないってやつなのかな…。
初めて見る彼は、私よりもうんと背が高くて、いい匂いを纏っていて、
茶髪の緩いパーマから覗く目は鋭いけど優しくて…。
私なんかがこんな人と一緒に居ていいんだろうか…なんて思ってしまう。
大「Aちゃん何か食べる？」
あ「ポップコーン！」
大「あははっ！！ほんまにヤスと同じやな(笑)」
映画館について二人でジュースとポップコーンを買いに列に並ぶ。
さっきから周りの女の子たちがチラチラっと大熊くんを見ているのが分かる。
そうだよね…かっこいいもんね…。
そして自然と私に突き刺さる冷たい視線にも気付いてしまう。
繋がれたままの手をなるべく自然に離そうと思ったら、ギュッと握られた。
反射で大熊くんの顔を見ると目が合った。
大「なんで離すん」
あ「なんで繋いでるん」
大「だってAちゃん小っちゃいからどっか行っちゃいそうなんやもん」
あ「子ども扱いしないで」
大「ふふっ、可愛い」
怒っても何しても笑顔で返されちゃうから、多分私はこの人には勝てないんだと思う。
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最近新しく横山さんのお話の下書きを始めました。
色んなお話が書きたくて、下書きばかりたまっていきます…。
なんせ続かない性格なもので…。
じっくり下書きしないと完結せず途中で終わっちゃうんですよね(笑)
でもこのお話も段々と下書きに更新が追いつきそうになってます…やばいやばい。
その前に完結させないと…。
あおきりん。
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あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» コメントありがとうございます！おっ、さすが鋭いですねぇ…兄と妹の関係もこれからちょっとずつ触れていきますよ＾＾ (2017年12月1日 23時) (
レス) id: 353e0e86a0 (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - 主人公ちゃんと大倉くんとの関係はどうなっていくんでしょうか。あとヤスくんも気になります。これからも更新楽しみに待っています。頑張ってくださいね。(*^-^) (2017年12月1日 13時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» ありがとうございます(;∀;)少しずつではありますが更新していきますので、これからもよろしくお願いしますm(__)m (2017年11月27日 12時) (レス) id: c8914de1ee (このIDを非表示/違反報告)
ハチミツレモン - お仕事の方は大丈夫ですか？無理しないでくださいね。私はいつでも更新を楽しみに待っているのでこれからも頑張ってください。応援しています。(*ﾟ∀ﾟ)ゞ (2017年11月25日 13時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あおきりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» コメントありがとうございます！まだもうちょっとこのもどかしい感じが続きそうです…。そうなんですね！凄く面白かったので是非♪頑張ります＾＾ (2017年11月24日 23時) (レス) id: 353e0e86a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおきりん | 作成日時：2017年11月4日 16時
