青葉城西、新人マネージャー入ったってよ 4 【 ハイキュー 】

マネージャー 178 ページ30

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兎「 俺 、Aと離れるの嫌だ 」


及「 ？！！ 」

ドリンクの補充をしていたら 、急に汗だくの 木兎さんが 後ろに立って 、私を見下ろしながら そう言った 。



『 ・・どうしたんですか 急に 』

兎「 だって 俺 A 好きだし 」

及「 ？！ 」

木兎さんの隣にいる 及川さんの顔がうるさい




兎「 会えなくなるの 嫌だ 」


超直球で 思いを伝えてくれる 木兎さん 。

多分 、それに深い意味なんて ないと思う 。

シンプルにかっこよすぎて ヤバい 。

『 ・・ 好き 』

及「 ？！！ちょっと待って それ ヤ ダ ！ 」


大声を上げた 及川さんに 「 うおっ 」と 驚く木兎さん 。




黒「 どーした 、面白そうな顔して 」

いじる気満々で 一番にやって来たのは黒尾さん 。
流石です 。


琴「 合宿の間は Aちゃんは 他校に譲ってあげる！ って言ってなかった？ 」

あー 、だから 思ってるより 絡んでこなかったのか 。

なんて 納得していたら 、みんなを無視して 嫌だ嫌だ と 、いつの間にか涙に鼻水まで出して 私の腰にしがみついて来た 。


木兎さんは 及川さんが何を嫌がってるのか わからないと 顔に書いてある 。

こう言う時 、赤葦って凄いなって思う 。




花「 で 、何があったの 」

及「 急にこの梟が Aちゃんのこと 呼び捨てにして 、告白してきたんだ！ 」

指差して 泣き叫ぶ うちのキャプテン 。


大型犬に思えてきて 、頭を撫でれば 、調子に乗って お腹に頭をこすりつけてくる 。




兎「 こっこここ告白ー？！！ 」

と 、顔を赤くして 、「 してねー！」と叫んだ 。

そして 、小さく ズ キ リ と痛む 私の胸 。



うん 。確かに そうですね 。

告白なんてされてませんよ 。

でも 、好きって言ったやん 。



及「 ・・・・。でも Aちゃんは この梟のこと好きって言ったぁあ 」

『 いや 、当たり前ですやん 。』

北「 煩い奴と一緒居すぎて 関西弁 うつっとるやん 」

真顔で 、ものすごい真顔で こっちを見て 北さんが口を開いた 。



及「 何が当たり前なの！！ 」

『 私 木兎さんのこと 大好きです 』

兎「 俺も A大っ大好き 」

及「 それぇぇええ！！！ 」


怒りから悲しみになって 、私の腰に回してる腕に 一層力を入れられた 。




・・・・痛 い 。


イケメンかもしれないけど 、力 ゴ リ ラ なの わかってほしい 。



花「 木兎ともかく 、Aは わかってて言ってるだろ 」
赤「 完全に自業自得 」





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