マネージャー 172 ページ24
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鷲「 お前もプールに行ったのか 」
『 一緒 行きたかったですか? いやー 、烏養監督ならまだしも 、うるさ過ぎて ワッシー先生には ちょっとシンドイと思いますよ 』
みんなが練習を終えて ストレッチをしている中 、マネージャーは これから自主練する彼らのせいで 片付けも特になく 、夕飯当番でない私と谷地ちゃんと雪絵先輩は 暇なのである 。
いつもは アイシングの補充とか 、キーパーの補充とかするのだけど 、なんか 、昨日でだいぶ 色んな部員と仲良くなれた為 ( ウシワカ様 以外 ) 手伝ってくれたおかげで 本当やることが ないのである 。
だから 、私は謎に 監督や先生達の中に立って 世間話をしているのである 。
『 あ 、でも 、健康ランドみたいに使用してる 先生と 歳が近い人たちも たくさんいましたよ 』
グッと ウィンクをかますと 、ものすごい尖った何かが頭に落ちてきた 。
溝「 おい 」
鷲「 構わん 」
痛さのあまり声もでず 、頭を押さえれば 、私を横目で見た 鷲匠先生が庇ってくれた 。
この合宿で か な り 鷲匠先生と 仲良くなれたと思う 。
前は近づくだけで 嫌な顔をされてたんだ 。
相手にされていないと 言われても 、そんなことはないと 私は信じてる 。
返事がないのは 無 視 ではなくて 照 れ だと 。
円になってストレッチをしている為 、正面にいる 目撃したらしい 数名の部員が " 何をしたんだ この女 " 的な目で 私を見てる 。
ただ 烏野の 髭チョコ先輩だけは 、シンプルに驚いて 私を心配している様子で ワ ナ ワ ナ している 。
そして私の目の前にいる 山口くんと 五色くんの二人は 瞳孔を震えさせながら こっちを振り返る 。
会話が どうやら聞こえてたみたい 。
怯えてる二人に 私は とびっきりの笑顔を向ける 。
その私の横で 鷲匠先生に謝る ミゾミゾくん 。
烏「 そんな謝らなくていいぞ 」
鷲「 お前がいうな 」
『 ふはっ 』
溝「 お前は静かにしてろ 」
『 何で私だけ! 一応 、話しかけてきたの 鷲匠先生なんだけど 』
ブーブー騒いでたら 怒りが溜まりに溜まったのか 、私に背を向けてコートの中に歩いて行く ミゾミゾくん 。
溝「 澤村君に頼んで怒ってもらう 」
・・・・ 。
・・・・・?!
『 ちょちょちょ すみません! 許してください! もう喋りません 』
花「 お 言ったからな 」
天「 ヒューヒュー 」
入「 はぁ 」
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花ちゃん(プロフ) - ゆずさん» 私的に角名くんの関西弁はふざけてる時に使ってる感じだったんですが、気に入らないのなら直します。 (2021年8月3日 12時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ちょっと気になったんですけど角名って訛ってないですよね…? (2021年8月2日 21時) (レス) id: ced17d2152 (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - 雪見大福さん» すごく嬉しいお言葉です。ありがとうございます (2021年5月31日 5時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - これからも無理せず頑張ってください (2021年5月31日 3時) (レス) id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - わらび餅さん» ありがとうございます!細かいところだからこそ見落としてしまうのでありがたいです!更新もなるべく早くできるようがんばります! (2021年3月7日 1時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花ちゃん | 作成日時:2020年11月30日 0時