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宮「 おい 、その子に触れんじゃねぇ 」
トク トク と 自分の脈が打つ音が聞こえる 。
流石に破壊力のあるセリフに私の心臓が過剰に反応してしまう 。
もうこれは顔が赤くないことを祈るだけだ 。
「 マネージャーといい その美少女といい バスケ部はいい女ばっかじゃねーか 」
三「 あぁ 。そうだな 。女は後のお楽しみに取っておくもんだ 。なぁ 宮城? 」
さっきから宮城 宮城って
『 宮城さんと仲良くなりたいんですか? 』
そんな喧嘩売ってるんじゃ 一生無理だぞ 。ロン毛 。
「 三井くんごめんなさい 。ウチの子 本当にアホなの 」
「 ややこしいから 回収させてもらいます 」
キャプテンが私の腕を掴んだと思ったら 、素早く反対側に引っ張られた 。
その瞬間始まる殴り合い 。
と言うか 、一方的に殴られてたバスケ部が反撃を始めたと言うほうが正しい 。
よくよく考えたら体格的に バスケ部のが強そうだし 。
彩「 放しなさい 」
彩子さんが 私を引っ張って自身の後ろに隠した 。
一つしか変わらないはずなのに 、彩子さんは大人だ 。
それに怒った不良の手が彩子さんの頬に当たる 。
パチン
宮「 彩ちゃん!!」
もうそれは一瞬で 私の前に立っていた不良がボコボコにされていく 。
そして 何故か 私の心も同じように痛みを受けボコボコになっていく 。
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もも - シルビア★姉貴さん» 連投やめてください (4月22日 15時) (レス) id: 8826ef9895 (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - みずきさん» 別の作品と間違えて消してしまったので、新しく影山の物語を作成しているところです。お楽しみいただいていたのにご迷惑をおかけして申し訳ありません。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - あのー、影山飛雄が一番かっこいい!はどこ行ったんですか? (2023年4月4日 12時) (レス) id: 76044cacdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花ちゃん | 作成日時:2023年3月6日 8時