バスケットボールと恋【SLAMDUNK】

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三馬鹿「「「 おめでとう！」」」
晴「 お疲れ様！」
「 男子はこの試合の後だよ 」

応援席にいた葵達と合流すると 、もうすでに男子の応援の準備をしてた 。

お決まりになっている 晴子ちゃんと 桜木軍団 ＋ 堀田さん達 は 、ありがたいことに 女子の応援もしてくれてる 。


失礼なのはわかるけど 、イカツすぎない？



『 痛 』

「 文句言わない！」


初の40分フル出場に限界を超えた私は なっちゃんに適当な椅子に捨てられる 。

ここまで頑張ってくれた脚が 小鹿みたいに震えている 。


全身から力が抜け 、溶けるように椅子に沿う 。


もうだめだ 立てない 。


頭を持ち上げる力もなく 、真顔を留めておく筋肉すら動かない 。


だらし無く 不細工な顔をしてるのが見ないでもわかる 。


先輩達も私の隣で同じ格好をしている 。


こんな姿 誰にも見られたくないのに 願い叶わず 、先輩達と一緒に囲まれる 。


「 女子 最高だったぜ！」
「 おつかれ様！ポカリいる？」
「 女神様 ゼリー持ってきた！」


女神って誰？

天井を見ながら考えていると、視界が真っ白になった 。


優しい匂いがする 。



誰だっけ 、、





『 あ 、洋平君？ 』

洋「 あたり！Aちゃんだいぶ疲れてるね 」

高「 チッ洋平だけ良い格好しやがって 」

「 本当だよ！Aにばっかり！」

洋「 こうなってるのが葵ちゃんでも同じことするよ 」


ずるいと言ってる葵の顔が想像出来て 笑ってしまう 。



洋「 男子始まったら起こすから寝てていいよ 」

「 ダメダメ 。この人起きないわよ 」

「 そうそう！洋平君がおぶって帰るならいいけど 」


葵 言ってることさっきと違うじゃん 。

それともタオル嫉妬するけど おんぶは嫉妬しないのか 、、？


どちらにせよ 海南戦は絶対見る！



『 試合始まったら 起こして 』

「 あんたが起きればね 」


宮城さんの勇姿をこの目に焼き付けないと 次の試合のモチベがなくなっちゃう 。





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