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シュッ
と 理想的な音をたて ボールが網の中を落ちていく 。
ピーーーーッ
それとほぼ同時に 試合終了を知らせる笛の音 。
ワァアアアアアアアア
そして聞こえてくる 、体育館を揺らす歓声 。
56 vs 57
たった1点差で決まった勝敗 。
「 花城〜〜〜っ 」
「 A！！！」
先輩達がダッシュで私の元に駆け寄ってくる 。
「 よくやった！」
「 3pのブザービートなんてかっよすぎよ 」
病み上がりだと言うのを忘れられているのか 、涙を流しているキャプテンに思いっきり抱きしめられる 。
ベンチでも泣いてる先輩達 。
武里は私たち な ん か に負けると思ってなかったらしく 、放心状態で整列している 。
「 もうダメだと思ったぁあ 」
「 ありがどぅうう 」
優勝でもしたんかって喜び様に めちゃ疲れてるのに思わず笑ってしまう 。
「 やばいって！なに最後のアレ！」
「 感動した！」
「 まさか勝てるなんて思って無かったよぅうう 」
ギャラリーからも駆けつけてくれるチームメイト達 。
久々に感じる高揚感に 、やっぱりバスケが好きだなって実感する 。
「 すごいよ！本当にすごいよ！」
語彙力を失った 葵が飛びついてきて 、頭を揺らされる 。
「 やめなさい！この子最近まで首怪我してたのよ 」
チズに剥がされるも みんな興奮していて 、次から次へとチームメイトが私に声をかけてくれる 。
たまたま最後決めたのが私ってだけで 、みんなで勝ち取った勝利なのはわかってるけど 、こればかりは素直に嬉しい 。
「 調子にのりやがってー！ 」
『 えへへへ 』
私が湘北バスケ部のヒーローになった試合だった 。
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もも - シルビア★姉貴さん» 連投やめてください (4月22日 15時) (
レス) id: 8826ef9895 (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - みずきさん» 別の作品と間違えて消してしまったので、新しく影山の物語を作成しているところです。お楽しみいただいていたのにご迷惑をおかけして申し訳ありません。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - あのー、影山飛雄が一番かっこいい！はどこ行ったんですか？ (2023年4月4日 12時) (レス) id: 76044cacdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ちゃん | 作成日時：2023年3月6日 8時
