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「 待てよ 誰が行かせるって言った? 」



私のせいで殴られた間同然の彩子さんと一緒にこの場から離れようと思ったら肩を掴まれた 。


振り返れば 一段と怖い顔をした大男が私を見下ろしていた 。


『 え 』


怖すぎて 動けないんだけど 。



「 名前教えてくれ 」

『 ・・・・・え 』



ちょっと待ってなんて言った?



私の聞き間違い??





宮「 おい!その子は関係ねーって言っただろ 」





「 俺はテッちゃんでいい 」

『 ・・・・・・・ 』




立ち上がって私達の方へ近づいてくる 宮城さん 。なのにこの人 全然聞いてないじゃん 。



一周回ってテッチャンに対して恐怖と言うより 、引いてしまってる自分に感心する 。




宮「 だから この子に触れんじゃねぇっつってんだろうが 」



いつのまにかボコリ終わった宮城さんが 私の肩に乗るテッチャンの腕を掴んでる 。



こんな時にキュンとしてしまうなんて ダメだとわかっているのに 、私の心臓はどこまでも素直だ 。

宮城さん血だらけなのに 、嬉しいって思っちゃうなんて 片想いって怖い 。




「 きゃー!流川くん!!」
「 A 危ない!」

悲鳴に混じって私の名前も聞こえて来た 。

ドッと背中に衝撃を受け 、大きな何かに潰されながら そのまま倒れ込む 。





彩「 だっ 大丈夫? 」

『 む ちょっと 、、、』


サラサラの髪が私の頬にあたる 。




「 やだ流川くんが 」「 許せないわ 」って声が女子のコートから聞こえる 。



・・・・・・流川楓か 。



重い上のイケメンをどうにか退かして起き上がれば 、同じく流川楓も起き上がった 。

『 意識あるならもっと早く退いてくれないかな? 』




うるせぇと言いたげな顔で振り返った流川が 私を捉えた途端に目を見開いた 。



彩「 Aちゃん!どこぶつけたの! 」

私の肩を抑えて 立たないように指示を出す彩子さん 。


二人の異常な慌てっぷりに 怖くする私 。





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もも - シルビア★姉貴さん» 連投やめてください (4月22日 15時) (レス) id: 8826ef9895 (このIDを非表示/違反報告)
花ちゃん(プロフ) - みずきさん» 別の作品と間違えて消してしまったので、新しく影山の物語を作成しているところです。お楽しみいただいていたのにご迷惑をおかけして申し訳ありません。 (2023年4月5日 7時) (レス) id: ebe1af7d46 (このIDを非表示/違反報告)
みずき - あのー、影山飛雄が一番かっこいい!はどこ行ったんですか? (2023年4月4日 12時) (レス) id: 76044cacdf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花ちゃん | 作成日時:2023年3月6日 8時

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