青葉城西、新人マネージャー入ったってよ ２ 【ハイキュー】

マネージャー 57 ページ9

『 ぅぅううわっ！！！ 』


私は試合にて 初めて変人速攻とやらを目の当たりにした 。

練習の時もやってたって？？
試合で見てみなよ！二階からでも もの凄いスピード！！

あんなん 、へ？


『 飛ぶし 、速いわ 、素晴らしいね 。あの子 』

茉「 それもそうですけど 、あのセッターの人 ！
彼じゃなきゃあんな速攻できないですよ 」


確かに 。言われてみれば 、もの凄いスピードでボールが的確な場所に飛んでる 。

及川さんが普通に上手いせいか 、そんなに目立つことはなかったけど 、見れば見るほど 彼に回れば綺麗にトスが上がる 。


『 化け物だ 。』

茉「 そんな例えするの 、うちのキャプテン以外だと A先輩だけだと思います！」

そして何故か抱きつかれる私 。
いや 、今日も今日とて いい匂いがするな〜



「 お前ら ちゃんと応援しろよ 」

と 、三年生の先輩に怒られる始末 。
ちなみに 可愛い可愛い茉莉亜ちゃんには言えないので 、ガッツリ 私の目を見て言われましたよ 。はい 。




『 やばっ！！ヤバヤバっ！！』

『 やだ 。見てられない 』

『 ・・・わ 。ここでかよ！！！ 』

「 いや 、応援しろよ！」

私がうるさいのか 、隣から飛んできた チョップ 。
いや 、一応 声出してるんだけども 、全部かき消されてしまうのよ 。野太い声に 。


だから変わりに みんなの心声を・・・

なんて 、ふざけてるわけではない！



『 ハラハラしすぎて 見てられないんですけど！
烏野カッコいいし 、凄いし 、強いし！！
でも やっぱウチに勝ってもらいたいじゃないですか！！！ 』


茉「 だから 応援するんですよ！
三年生 最後のインターハイ！」


そうだった！！！ みんないなくなるかもしれないんだった！！！


『 及川さぁぁああんっ！！ぶちかませぇぇええ！！』

及「 Aちゃん？！！」

花「 ガラ悪っ 」

松「 野球かよ 」

矢「 うるさっ 」

岩「 だってよ 、キャプテン 。決めてこい 」

丁度 及川さんのサーブで 、そこら中にいる及川さんのファンに負けないように大きな声を出せば 、思いの外目立って 恥ずかしい目にあった 。

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