青葉城西、新人マネージャー入ったってよ ２ 【ハイキュー】

マネージャー 71 ページ23

『 え ？ てか 、なんで私怒られてんの ？ 』

ふと思った疑問を 、岩泉さんの横から顔を出して 矢巾に問えば 大きな溜息を吐かれた 。



『 いやいや 、わかるよ？ 嫉妬っしょ？？ それまではわかる！ ただ 、別にみんな私に恋してないじゃない？ 』

と 、確信をつけば 困ったように黙る 先輩達 。

なに？ 怒られてる理由さえ知らない アホな天然だとでも思った？？



まぁ 矢巾に関しては 、琴先輩 大好き人間だし 、ガチでわけわからん 。

私を愛人だとでも思ってるのか 。
理不尽な独占欲でも生まれたのか 。


やめてほしい 。』



途中 、どこから声に出ていたのかわからないが 、気がつけば声に出て 、傷心の瞳と目が合う 。


そこでも御構い無しに弁当に食らいつく 岩泉さん 。ブレないところが モロタイプ 。



岩「 コイツの言う通りだ 。」

その一言で 、半開きだった人たちの口が閉じ 、少しの沈黙が流れる 。




及「 でもやだ！！ 俺もAちゃんの手作り食べたい！！ 」

なんやねん 、この人 。
私の話し聞いてた？？

てか 、いろんな女子から手作りもらってんじゃん！
私の絶対いらないじゃん！！！



『 じゃあ 、気がむいたら？ 』

花「 嫌だ 。明日 」


はぁあ？！ この人達 、自分がどれだけ理不尽なこと言ってるか 自覚ある？？


『 普通に無理なんですけど 』

松「 俺らのこと あのチビより嫌いなのか 」


ナ ゼ ソ ウ ナ ル ？


『 気が向かないのに 弁当なんか作れますか？
しかも朝の弱い私が！ 明日 、朝練だってあるんですよ 』

及「 いいよ 、コーチには俺から言っとく 」

なにを言うんじゃ？！


って 突っ込もうと思えば 、前を向いて食べてた 大きな背中が急にこちらを振り返る



岩「 なら 、俺も 」


・・・・ えっ


完全にそんな理由で部活休むことは許さない お方だと思っていたよ 。



『 ・・・ よろこんで 』

驚きのあまり 少し沈黙があったが 、語尾にハートをつけて微笑んだ 。


岩泉さんの頼みなら 全力で応えないといけない






花「 なにその差！ 」

松「 気が向かないんじゃなかったの？ 」

『 全力で作る気力が湧いたので 』




仕方ない







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