青葉城西、新人マネージャー入ったってよ 【ハイキュー】

マネージャー 49 ページ50

及「 ぶえっくしゅっ 」

琴「 うえ 、及川汚い 」

松「 プールはまだ少し早かったんじゃね 」

及「 Aちゃんが噂してるのかも 」

花「 名指し 」

岩「 キメェ な 」


プールに行った次の日 、珍しく集まってお昼を食べている 三年生陣 。

『 呼びました？ 』

そこにタイミングよく現れる 私 。


矢巾と歩いていたら 、私の名前が聞こえたような気がして 、非常階段の扉を開ければ そこには見慣れた顔が揃っていた 。



及「 運命！！」

花「 お前 、本当タイミング良いよな 」

松「 帰った方がいいぞ 」

『 えっ！何か ヒドイ 』

両手を広げて抱きついて来そうな 及川さんを 琴先輩と岩泉さんが 抑えてるが視線の端に見えてる 。

今日も今日とて喧しい先輩達だ 。




及「 そうだー！！Aちゃんっっ！」


諦めて座り直した及川さんが 何かを閃いたようで いつも以上にキラキラした瞳で私を見上げてきた 。


『 なんですか 』

琴「 相変わらずの塩対応 」



及「 大会の日にレモンの蜂蜜漬け持って来てほしいなっ 俺の為に 」

『 あー 、、いいですよ 。人数多いんで纏めてタッパーで持って来ますね 』

及「 聞いてた？！！ 俺のためだって！！ 」


なんか叫んでる及川さんは無視 。
その隣で 驚いて目が飛び出そうな 琴先輩に目を向ける 。


琴「 あんた 、作れるの？ 」

『 え？バカにしてます？ 』

松「 おお 、これはバトルぞ 」

バトらねーよっ！と 心の中で突っ込んでおく 。


どうやら琴先輩は 、よく漫画などである 料理が壊滅的にやばい系女子らしい 。ヒロインかよっ！って心の中で突っ込んだのは言うまでもない 。

岩「 今までの大会での差し入れは すべて地獄絵図だった 」

琴「 岩泉まで ヒドイ！！ 」

矢「 いや 。でも 。まじで 」

私の隣に立つ 琴先輩ファンな矢巾でさえ庇えないとなると 、相当なものだろうと想像できる 。



花「 Aの方が そういうのは壊滅的にヤバそうなのにな 」

松「 性格も性格だもんな 」

『 あの 、それはどう言う意味でしょうか？ 』

花 / 松「「 っ すまん！！」」

手に持ってた イチゴ牛乳を 二人の弁当の上で傾ければ 、頭を下げて謝って来た 。



てか 、どうやったら レモンの蜂蜜漬けを失敗するのかが謎なんだけど 。

この小説の続きへ→←マネージャー 48

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す