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マネージャー 13 ページ14

琴「 じゃあAちゃんは 向こうよろしくね 」

『 えー 先輩も茉莉亜ちゃんもいないなんて嫌ですー 』

監督に呼ばれた後 、簡単にこの後の流れを説明された私達 。

茉莉亜ちゃんと外でキーパーやその他の準備をしていたら 、丁度アップも終わったようで 練習試合が始まるらしい 。

という事で 、 私はここでお別れ 。



まぁひとつ聞いて欲しいのは 、3チームのレギュラーメンバーよりも 、白鳥沢とウチのその他のメンバーの方が断然多いっていうこと 。

その人数のサポートをひとりで なんてできる気しないし 、そもそもやろうとも思ってない 。

そもそもその為に入部させられたわけだし 。



渋々 、くそ重いキーパーをひとつずつ隣の体育館に運ぶ 。


天「 あれ 、あの子コッチじゃないの?」

牛「 そんなのはどうでもいいだろ 」

天「 さっき あんなに見てたのに?」

牛「 見ていない 」

天「 なに嘘ついちゃってんの〜?若利クーン ?」


体育館の横の出入り口のような所から 一人でせっせと働くAを眺めている天童 。



天「 まぁ一年の子はカワイイし 、三年生のマネージャーは仕事できるから 当たり前か 」

『 聞こえてます 』

天「 うわっ?!」

両手と片足を上げて驚いる赤髪の天童さん 。
きっと私の悪口でも言ってたんでしょう 。

『 あ 、琴先輩〜 』

琴「 お!愛しの後輩っ!
こんなところで何してるの 」

天童さんと一緒にいるせいで サボってるとでも思われていそうだ 。


『 これ 、及川さんのサポーターです 』

琴「 えっ??」

『 なんか 向こうに持ってったボールカゴに入ってたって 渡されたんです 』

琴「 ありがと 、ないって今頃騒いでると思う 」


と振り返れば 、荷物を探ってる及川さん 。

琴「 たくっアイツは!」

及川さんの名前を叫びながら走っていなくなった琴先輩 。
愛しの後輩とか言っときながら 、別れは惜しまないのですね 。はい 。



天「 マネージャーいると騒がしいよね 」

『 文句ですか?』

天「 イーヤっ 、青春だネー 」


そう言い残して 去ってく天童さん 。
ものすごい変わった人だ 。疲れる 。

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花ちゃん(プロフ) - 蜂の巣さん» すみませんっうっかりしていました; 公開しました! (2019年1月10日 23時) (レス) id: 325cd7f98a (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみません!9話が抜けてます (2019年1月10日 21時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花ちゃん | 作成日時:2019年1月9日 17時

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