マネージャー 1 ページ2
矢 「 お 、かほ 。マネージャーやらない ？ 」
通りすがりに 肩をポンと叩かれ 、お昼一緒に食べない ？ってノリで誘われた 。
『・・・・・え 、やだよ 』
その時は 友達が一緒だったから 直ぐに解放された 。
その日の放課後 、次は隣のクラスの渡くんが私のところに来た 。
渡 「 浜名さん 、バレー部のマネージャーやってくれるの ？ 」
『 えっ？ 』
矢 「 あ 、おいっ 」
後ろで慌てている矢巾がみえる 。
慌てて 渡くんと私の間に入った彼は 手を顔の前で合わせて私に頭を下げる 。
矢 「 お願いしますっっっ！ 男バレのマネージャーやってくださいっっ 」
『 やだやだやだ 』
いつも何かと腹がたつ彼が 珍しく頭を下げる者だから 了承したくなるけど 、確かバレー部って三年生にすごいモテる人がいるって 、、、そんな人に少しでも近づけば チンケな私なんて存在を消されてしまうっっ！！
なんて 、冗談半分で思ってたら 、通常運転に戻った矢巾が私を見下ろす 。
矢 「 俺がこんなに頼んでるのに？！ 」
『 だからなんだっていうの 』
面倒だから嫌だ 。そう言って 中履きを履き替えると 、そのまま腕を掴まれて体育館まで連れてこられた 。
『 は？！は？！はぁ？！！！
何考えてるのあんたはっ！』
力で敵いませず 、訳わかんないとただ口で攻撃をする 。
『 それに 、もうすでにマネージャーいるでしょ？！ 』
矢 「 いるけど 、足りないんだよ 。
一応 、俺ら強豪で チームメイト多いから二人じゃたりないんだよ 」
渡 「 確かに 、二人じゃ仕事回らないよね 」
『 そんでも今までやってこれてんじゃん！
君らが手伝えばいい話でしょ！ 』
矢 「 今年は全国を狙ってるんだ 。少しでも先輩達やレギュラーの負担を減らしたいんだ 。お前が必要なんだよ ！ 」
私の両肩を掴んで向き合う矢巾 。
この男 、意外と熱い 。
熱い男は嫌いじゃない 。
けど 、それとこれは また別の話 。
渡 「 そうだね 、僕からもお願いするよ 」
「「 お願いしますっ 」」
いやいや 『 はっ？ 』
もうさっきから訳分からなくて「 え 」とか「 は 」しか 口から出てない気がする 。
二人の声で何事かと集まってくる視線に 、私が耐えられる訳もなく
『 そんなに必要なら やらなくもない 』
なんて答えたのが 馬鹿だった 。
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花ちゃん(プロフ) - 蜂の巣さん» すみませんっうっかりしていました； 公開しました！ (2019年1月10日 23時) (
レス) id: 325cd7f98a (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみません！９話が抜けてます (2019年1月10日 21時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花ちゃん | 作成日時：2019年1月9日 17時
