青葉城西、新人マネージャー入ったってよ 3 【ハイキュー】

マネージャー 101 ページ3

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さんじゅういち の アイス屋さんを出た最初の一言が
「 今日はお兄さんいないんだね 」だった及川さん 。


確かに自分で今日行きなよって無料券くれたのに 、休みという兄の自由さは妹ながら理解しがたい 。

生及川徹 見たいって言ってたのに 、それだけの為にシフト入れるのは違うって真顔でいわれた 。

私の家族 まともな人は 父 と 私 のみ 。



『 やっぱ アイスは最高！』

及「 ほら 、垂れてるよ 」

さっきそこでもらったポケットティッシュで 私の口周りを拭く及川さん 。

ありがとうございます って 横目で見上げれば 「 あ 」と口を開けて待っている 。


『 え ？ 』

思わず笑ってしまったけど 、彼は恥ずかしがることなく 堂々と「 あ 」と言って 、自分の口を指差した 。



ち ょ っ と 待 っ て 。


こ れ



あ ー ー ー ー ー ん ♡


的なやつ ？
無理なんだけど 。


てか 同じやつ選んだじゃん 。
無駄に三つとも！！
だったら違う味にして 、6種類楽しみたかったのに！




『 同じです 。及川さん 知ってます？
あなた 私と全く同じ組み合わせなんですよ？ 』

自分で 「 同じのでお願いします 」って お姉さんに言ってたじゃん！おねえさん 目をハートにして頷いてたじゃん！！覚えてないの？！

私のまで食べようなんて 強欲すぎる ！！
アレか 、私が誕生日プレゼントを渡してないから何かしら奪おうって思ってるのか ！


及「 朝は及川さんがやってあげたじゃん！」

『 ダメです 。私のアイスが減るので
誕生日プレゼントはちゃんと明日渡すので勘弁してください 』

及「 ちぇーっ 仕方ない 」



え？ 今 ちぇーっ って言ってた？
漫画の脇役みたいな不貞腐れ方した？


及「 でも 、ダメ 。今日もらう 」

『 いや 、あの 、家にあるので 』

及「 うん 。だから 家まで送る 」


絶対に忘れたと言わない私と 、それを知ってたような及川さん 。


『 明日渡しますから 』

及「 もう決めたの 」

『 何を？ 』

及「 Aちゃんを家まで送って
プレゼントをもらうって 」


うわー 。。。

家には 、家族がいるんだから 。
多分 、バイト先にいなかった兄もいるんだから 。

面倒くさい

けど

及川さんの頑固さに勝つほど 今日は体力も残っていない 。


『 ・・・・わかりました 』


誕生日だから 今日くらいは先輩の言うことを聞こう



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