「北川第一出身、烏野在学中です。バレーは小3からです」及川「好きなものは？」「そ、そうめん」岩泉「血液型は」「AB」日向「どうして烏野に来たんですか！」「及川さんがやだったから」←【男主】

俺だけが強いんじゃない ページ40

A「田中！ナイス、ナイス！」




A「旭さん！ナイス！」




A「大地さんもナイスレシーブ！」








菅原「Aが入るといい空気になるよなけど」


武田「A君は、あれからなかなか打ちませんね」


烏養「あぁ、完全に囮に入ってるな」



19ー16


どんどん狭まってくる点差



やはり梟谷は強い




でも、負ける気なんてないけど



木兔「ヘイヘイヘーイ、A！打ってこいよ！」







強い相手と戦って


勝てないのはどうしてだろう


負けた度に考えた


それは俺がよくなかったから


中学の入学当時まで


全部俺が悪い、俺のせい


そう思っていた


でも、違うってわかった


一人だけ強くてもダメなんだって



一人だけ突っ走ってもダメだって



だから



A「じゃぁ、点差つけていきましょう。




全員で」



「「「「「おう！」」」」」








『一人じゃないよ』
誰から言われたか忘れたけど
それを言われた日から



回りが見えた

その時からいや、その前から俺には仲間がちゃんと居て



支えてくれる人がちゃんといた



それを自分で気づけなかったのは


なかなか情けないって思うけど



ちゃんとコートには6人居て


コートの外にも仲間がコーチ、先生、マネージャーが



みんなみんな居てくれてる




そういう基本で大切であたりまえなことを



あの人に伝えたい


だからもっと、もっと


影山「Aさん！」


バーーン









ピー
２３−２０
烏野に点が動く


A「今打ったの・・・俺じゃないけど」





田中「シャァーー！」
A「俺だけ見てれば足をすくわれるよ。梟さん」


だから俺は。俺らは強くならなきゃいけない

勝利→←負けたくない

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