「北川第一出身、烏野在学中です。バレーは小3からです」及川「好きなものは？」「そ、そうめん」岩泉「血液型は」「AB」日向「どうして烏野に来たんですか！」「及川さんがやだったから」←【男主】

慣れました ページ36

走って
走って
走って
いくら走ったかわからない
でも全敗したのは確か
挙句に今日は一回も試合に出れなかったという
何という災難なんだろうか


A「もう、俺走りたくないんですけど」



でも俺なんか試合に出てないから体力的にはまだまし


「へいへいへーい」
渡り廊下を歩いていると第３体育館から威勢のいい声が聞こえた
無視しよう
なんとなく嫌な気がする

「あ！烏野のイケメンくん！」
A「・・・。」
「え、ちょっと無視しないで！」
A「・・・俺のことですか？」
「そうそう君のこと」

この人は知ってる
全国で５本の指に入るくらいのスパイカーらしい

A「なんですか木兎さん」
木兎 「俺の名前知ってるの！？」
A「はい、もちろんですよ。今のところ、この４校のなかで一番強いスパイかーさんですから」
木兎「うっしゃーー！」

テンション高い

「木兎さん何叫んでるんですか」
木兎「赤葦、俺烏野のイケメンマネージャー君に知られてた！」
赤葦 「すいません、うちの主将が。」
A「いいんですよ、別に気にしてませんから」

気にしていない
いや、もう慣れた
マネージャーとまちがえられるのに


木兎「まぁ知ってると思うけど俺は木兎光太郎」
赤葦「赤葦京治です」

A「２年の下佐Aです」

よし、逃げよう

木兎「じゃぁ赤葦と同じだな、それにしてもA君はマネージャーなのに背高いな」
赤葦「俺より高い？」

いきなり背比べが始まった
どうやら俺のほうが高かったようだ
何かを思いついたかのように顔が明るくなった木兎さん

木兎「A君ブロック飛んでくんない？」
赤葦 「木兎さん、何言ってるんですか。」

やっぱりマネージャーだと無理かなんて
しょんぼりとする木兎さんと俺に謝る赤葦
　
A「ん、じゃぁ。お疲れ様でした！明日はよろしくお願いします！！」

少し怒ってみた
そして明日もではなく明日はというのに気付いただろうか

木兎「俺何かした？」
赤葦「・・・」

ボールの感触→←しょうがない

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