次の日、加速した運命 ページ22
※次の日
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あ「ふぁ…」
目ざましがなる少し前、私は目が覚めた。
こんなの何日ぶりだろ。
いつもだったら目ざましが鳴るまでは永遠に寝てるのに
今日はやけに眠れなかった。
でも本当昨日は色々あったな…
三宅、大丈夫だったかな。
なんか凄いえらそうな事言っちゃったけど。
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なんとなく重い気持ちで準備を始めた。
その時、カバンに入れようとした携帯が鳴りだした。
『♪ピロリン、ピロリン』
あ「わっ、ちょっ、今何時だと思ってんの」
急いで着信を見ると、
瀬川からだった。
そういえば昨日、メアドとか交換したんだっけ。
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早く出ないとお母さんが起きてきてしまうので、
とりあえずすぐに出た。
あ「もしもし？」
すると、電話の向こうから元気な声が聞こえた。
瀬川≪あ、もしもしA？朝早くからごめんなっ≫
…この言い方、多分全く反省してない。
瀬川≪あのさ、これ結構大事な話だから真剣に聞いてよ≫
大事な話？
瀬川≪うん、そうそう。今から学校来れる？言いたいことあるんだけど≫
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というわけで、
急いで準備して今学校に向かっている。
瀬川も無神経だよな、まったく
私が朝苦手だって知ってるでしょ…
ぼーっとしたまま、学校に着くと、
瀬川がベンチに座っていた。
私に気づくと、
「じゃ、こっち来て」
と言って体育館裏に呼び出した。
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体育館裏に着くと、
しーんとした空気が漂う。
何これ、かなり気まずいんだけど…
おどおどしているつもりは無かったのだが、
その様子に気づいた瀬川が口を開いた。
瀬川「あー、本当突然ごめん。俺、どうしても言いたいことがあるんで」
あ「いや、そんな謝らないでよ。で、言いたいことって？」
再びしーんとする。
私なんかマズいこと言った…？
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瀬川「お前と尚人ってどういう関係？」
…はっ？
あ「べっ、別にどういう関係でもないよ！？」
何を聞きやがるんだコイツは！
もしかしてバレてるの！？
瀬川「…そっか。じゃ言わせてもらう」
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何を…。
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瀬川「俺お前のこと好きなんだ」
あ「え…？」
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この言葉が、
後にどれだけ私を苦しめるか
彼は知りもしないのに。
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瀬川「付き合ってください」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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たぴ岡(プロフ) - くるるさん» ありがとうございます・・・！そういう風に言っていただけると嬉しいです！ (2013年8月29日 12時) (
レス) id: 4dc7798ff6 (このIDを非表示/違反報告)
くるる(プロフ) - すっごく、おもしろかったです。 これ読んで目、うるみましたｗｗ (2013年7月26日 13時) (レス) id: 3042dd3393 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡。(プロフ) - なすびさん» 本当ですか！嬉しいです。ありがとうございます！ (2013年6月3日 17時) (レス) id: 2edbbe2204 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ岡(プロフ) - アィスさん» 泣いてくださったなんて…ありがとうございます。すごく嬉しいです。全部見てくださるなんて、本当にありがとうございます！ (2013年4月1日 15時) (レス) id: 88001a5ac5 (このIDを非表示/違反報告)
アィス(プロフ) - 最後、ボロボロ泣いちゃいました。これからたぴ岡さんの作品、全部みようと思ってます^ ^ (2013年4月1日 7時) (レス) id: 9f88085fc1 (このIDを非表示/違反報告)
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