新婚夫婦のような ページ8
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夢主 ｓｉｄｅ
ちゅんちゅん、と雀の鳴き声で目を覚ました。
非常に心地よい朝だ。…焦凍。
『焦凍、起きて。』
焦凍は、私を抱き枕にしていたみたいで
私が起き上がった今。腰と足の付け根の間に
腕を回して寝ている。いや、起きろよ。
『焦凍ー..？朝ごはん作ってあげるから起きてー。』
私がそう言うと、焦凍はがばっと起きて
おはよう、と言った。嘘だったの…(驚愕)
私が立とうとしたその時。
耳の所で、ちゅっという音がした。
『っん..！な、何...？』
「耳、弱いのか？」
『っ別に...やっ...。』
起き上がったのに、押し倒され
またベットの上。こうなったら、焦凍は止められない。
「昨日はAが甘えてきたんだから
今日は俺が甘える番な...？」
と、耳元で言う。低い声が耳元にかかって
もどかしく、吐息で耳に刺激が...。
恥ずかしさで死ねる...。
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焦凍の甘えのターンが終わったのは、
起きてから1時間ほどだった。
『あー...。疲れた...。』
「何だ、もっとやるか？」
『今日はもういいです抱きしめるの恥ずかしいからやめて』
私が早口でそう言うと、思いっきり強く抱き締めた。違う、そうじゃない。
少しため息をつきながら。抱き締められたまま、
リビングに向かった。
---
リビングに着くと、やっと拘束を外してくれた。
ああ、爽快感やばみ←
昨日、晩御飯を食べていた食卓の上に
冬美さんからの置き手紙があった。
Aちゃんへという可愛らしい文字は明らかに
冬美さんだろう。エンデヴァーさんだったら
逆に恐ろしい←
...どうやら、朝ごはんは自分達で作るらしい。
丁度いい、焦凍にも言ったのだから。
冷蔵庫を開けると、見たことあるものから
見たことない食材まで揃っていた。
何でも作れるじゃん...。とにかく
食べたいものを焦凍に聞いてみる。
『焦凍。何食べたい？』
「Aが作るのなら何でもいい。」
と、言う。嬉しいことを言ってくれてるが
一番困る返答だ。
『何でもは困るよー...。..蕎麦は無しね。』
蕎麦は無し、という事を聞いてからあからさまに
しゅん、とする焦凍。可愛い。
『じゃあ、洋食と和食、どっちがいい？』
焦凍なら、和食と言うだろう。そう思い
ご飯を準備しようとしたその時。
「最近和食ばっかだから、洋食食いてえ。」
と言った。意外な感じがした。ていうかなんか新婚夫婦みたいで楽しいな。
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轟沙季 - 受験頑張ってください！私はずっとこのお話が更新されるまで待っています！更新楽しみにしてます！ (2019年3月23日 0時) (
レス) id: 558a8f9c64 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - みんな心配してたの話の中で出席を取るときの青山、芦戸が芦田になっていますよ (2019年2月2日 18時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - 遂に完結！嬉しいような、悲しいような複雑な心境です。受験頑張って下さい！次の作品待ってます。お疲れ様でした！ (2018年8月9日 20時) (レス) id: 7f700bf5c4 (このIDを非表示/違反報告)
更科 律花 - 凄く面白かったです！もうずっと轟君に悶えてました笑笑 更新楽しみに待ってます！頑張ってくださいね！！ (2018年8月3日 8時) (レス) id: 7d9744bdc3 (このIDを非表示/違反報告)
満月 - とっても面白かったです！更新頑張って下さい、応援してます！実は私もヒロアカの轟くん落ちの小説を書いていて、良かったら読んで見て下さい！ (2018年8月2日 21時) (レス) id: d83bdf162b (このIDを非表示/違反報告)
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