【ヒロアカ】轟焦凍が私にデレデレな件について【轟焦凍】【完結済み】

かふぇにて。 ページ21

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焦凍を半ば強制的にカフェに入れる。
前はメルヘンな雰囲気だったが、今回は
お洒落、という感じに見える。
食べ物を甘くする個性のシェフがこの店を
経営している。




『ど、どっちにしよう...。』




今は、メニューを選んでいる所。新登場のオリジナルのいちごみるくパンケーキにするか、一番人気のベリーストロベリーパンケーキにするか...。




「なんだ、迷ってんのか。」




『うん。この２つで迷ってて...。』




メニューの中の２つを指差す。すると、焦凍は
テーブルの端のベルを鳴らした。




『焦凍..まだ決めてな』




「これとこれ、お願いします。」




焦凍はメニュー表の２つを指差す。すると店員さんは笑顔でメニューを読み上げ、厨房に戻った。




「俺どっちか食うから。Aどっち食う？…あ。ちゃんとやるから。」




『じゃあ、そのいちごみるくの方！』




「Aは昔から好きだよな、いちごみるく。」




…ん？私が焦凍に告白したのは中学二年生の頃。
中学一年の頃に、初めて会った筈。




『中学生より前にどっかで会ったっけ？』




「幼稚園一緒だったろ。覚えてないか？」




必死の記憶を漁っていても、焦凍と居た覚えはない。




『ごめん覚えてない…。』




「そうか、まあ思い出したら言ってくれ。」




思い出したら、？何か約束したのだろうか。母親に聞いてみよう。そんな話をしていると、
店員さんがやってきた。




「ごゆっくりどうぞ！」




お、美味しそう........。




『い、いただきます..。』




「なんで悶えてるんだ..？」




『可愛いすぎて食べれない...。』




「Aの方が可愛いけどな。」




『そういう事言わないの....。』




パンケーキをナイフで切り分けていく。果物といちごみるくのソースがパンケーキを彩っている。
ナイフで一口大に切って口の中に入れる。




『お、美味しい...！！！』




「本当美味しそうに食うな。俺にもくれ。..あ。」




『え、あーん？』




「あ。」




おそらく、あぁと言ってるのだろう。可愛いすぎかッ！←




『あ、あーん。』




焦凍の口元にパンケーキを持っていく。すると
はむっという音がなりそうな感じで食べていく。
ハムスターの様で可愛い...。子供みたい...。




「...甘え。」




『美味しい...。』




焦凍の言葉をガン無視して、パンケーキを食べず進めると




「ん、A頰に生クリームついてる。」

焦凍はずるい→←けっかはっぴょー！

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