第2話「オオカミ少女と鬼殺隊」 ページ3
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…一つ言わせてくれ
貴「なんで俺は縛られてるんだ?」
???「そうですね…貴方が鬼を斬っていたからでしょうか?」
祠から出て約1年ほど、蜘蛛の巣だらけで臭い山に来ていたところ鬼に襲われかけたので斬り刻んだところを見られていたようだ。ちなみにいうといまだに手枷は外れていない。
貴「チッ…やっと彼処から出れたってのになんで捕まえられなきゃいけないんだよ…」
???「彼処とは、何処のことですか?」
貴「あ”ぁ”!?俺が封印されてた祠だよ!」
???「封印?」
あ、やべ
???「…しっかりと話してもらますからね〜!隠の方お願いしますね!」
隠「了解しました蟲柱様!」
貴「ぎゃあああああ」
ーーーーーー
隠「_い__い!おい!起きろっ!柱の前だぞ!」
貴「うるせぇ…」
別に寝てねぇっての…てかよ、俺の隣に寝てるこいつ誰だ?それにしてもこの耳飾りどこかで見たような…
???「さぁ話してもらいますからね?」
貴「その前によぉ…お前ら誰?」
???「え?そこからですか?貴方鬼を斬っていたのに鬼殺隊知らないんですか?」
キサツタイ?…鬼殺…ああ!
貴「ああ!思い出した!いや〜300年も昔のことだ!あまり覚えてないんだ!まあ俺には関係ないこと、さっさとこの縄を解け」
先ほどまでの笑顔とは打って変わり氷のように冷たい顔をむける。
「お館様のお成りです。」
その瞬間、子供の声が響いた
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作者名:月と狼 | 作者ホームページ:http://hono
作成日時:2020年10月16日 0時