story‥6 ページ6
”もうさ、勘弁してよ”って
私の首元に和くんが顔をうずめた
*「かずくん、」
言っていいのかな、・・聞いていいのかな？
ん？って優しい声がくすぐったくて
どきどきした心臓をおさえながら口を開く
*「ユミさんとは・・」
そこまで言って、言葉がでなくなった
その先の言葉を口にすると、きっとまた泣いちゃいそうで
怖くなって言葉が途切れて、
「ごめんね」
私をゆっくりひき離して
「ちゃんと別れたから」
もういちど抱きしめられた和くんの温かい腕の中で
涙が止まらなくなった。
泣きじゃくる私の頭をぽんぽんと撫でて
何度も何度も、ごめんが聞こえてきた
その優しい手のひらにほっとして、
どんどんあふれてくる涙が、和くんを好きだと言っているようで
伝わってるかな、
やっぱり私、和くんのヒロインになりたい。
そんな事を強く思いながら、止まらない涙を拭ったら
「うちのお姫様は泣き虫ですね、」なんて、
和くんがふふって笑って、心がきゅうっと苦しくなる。
「もういっかい、やりなおそうよ」
ね？と首を傾げる和くんは、ずるいくらいに可愛くて
すぐに頷くしかない私には、封印なんて無理だったんだね
この人が好きで、この人じゃなきゃ嫌で、
ブラウン管の前で和くんに初めて恋に落ちた日から、
彼の中のヒロインは私だったんじゃないかって、
そんな幸せな思い過ごしが 一瞬だけど頭をよぎった。
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るみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！とっても楽しく読ませていただきました！次回作も読ませていただきます(*･ω･) (2014年12月27日 1時) (
レス) id: ff633925bf (このIDを非表示/違反報告)
りょー(プロフ) - 次回作も、もちろんお邪魔しに行きます！大野くんのお話を見るのは初めてになりますがとっても楽しみです(´∀`*) (2014年12月23日 0時) (レス) id: ecdc995ab5 (このIDを非表示/違反報告)
りょー(プロフ) - 完結おめでとうございます！！いやー、嬉しいような寂しいような。笑。ホントに書き上げて下さってありがとうございます。毎回毎回、更新楽しみにしてました。時間に余裕ができた時には続編、希望です。笑。 (2014年12月23日 0時) (レス) id: ecdc995ab5 (このIDを非表示/違反報告)
美彩(プロフ) - おそらくはじめましてですね。完結おめでとうございます！毎度更新されるのが楽しみでワクワクしてました。そして終始ドキドキが止まらず、この作品が大好きです！次回作、楽しみにしてます！ (2014年12月22日 1時) (レス) id: 3dd3c7ce57 (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 初めてコメントさせていただきます(*^^*) こちらの和くん、とっても素敵でした！台詞がとっても和くんらしくて読んでてキュンキュンしました☆もう一度最初から読みたくなってます( ^ω^ )次回作も楽しみにしてますね☆ (2014年12月21日 21時) (レス) id: a21562d63e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや
| 作成日時：2014年10月7日 23時
