〃 ymmt&sgi ページ49
*ymmtさん(※乾君サイドで話が進みます)
初めて皆さんにお会いしたのが外での撮影の時だったので、今日初めてオフィスに足を踏み入れた
ライターとなってまだ日が浅いため、その時初めてお目にかかる方もいた。例えば目の前に座っている雫さんとか。会ってすぐに初めての自分にも気さくに話しかけてくれて嬉しかった。一見静かな方かと思ったが、話してみるとどうやら場を明るくするような愛嬌のある方のようだ
:
「コンビニ行ってきまーす、」
ガチャ
雫さんが部屋を出ていってまもなく、隣の隣の席の山本さんがデスクチェアを滑らせ、座ったままスーーっとこっちにやって来た
『かわいいよねぇ、分かる』
乾「…?」
腕を組み、何か納得した顔で頷きながらドアを見つめる山本さん。いやいやそれより
乾「え、し、雫さんの事…ですか?」
『うん。そうだけど?』
ケロッとしている山本さんを他所に、すごい勢いで困惑する自分がいる。これに対する返事の最適解が分からない
『今日の朝さ、途中で飲み物忘れた!ってちょっと落ち込んでたんだよ 笑』
『でも雫ちゃんの事だから、忘れたのを言い訳に”今日はお茶忘れちゃったからどうせなら”ってカフェオレ買ってくるよ〜〜多分』ニコニコ
かわいいよね〜と微笑んでいる山本さんを見て、彼がどうして自分に声をかけたかが分かった
乾「(…あぁ、なるほど)」
伊沢「山本〜〜、あんま惚気けすぎんなよ〜」
山本「ふふっ、はぁい」ニコニコ
惚気だ。
→自分が1番であって欲しいけど好きなものは共有したいタイプ。(共有というか一方的に惚気けているだけのような気がしますが…)ちなみにほんとにカフェオレ買って来て、乾君はとても驚いてたみたいです
*sgiさん
「乾君和太鼓やってたんだっけ」
乾「はい〜。高校時代に」
「すごいねぇ。かっこいい」
「…」チラッ
:
「乾君鼻筋通ってていいなぁ」
乾「えぇそんなことないですよ。ありがとうございます」
「…」チラッ
:
:
帰り道
「須貝さん、全然ヤキモチ妬いてくれないじゃないですか」
『…あ、乾の?』
「ちっとも反応が無かったので」
『微笑ましく見てたよ。若気の至りだなぁって』
「ちぇっ」
『んふふ、俺ももう子供じゃないんだから』
→もう大人な彼。少し何かあるだけじゃ妬いたりしません。それは、ちょっとのことではあなたの気持ちが揺らがないという信頼があるからみたいです
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作者名:reo | 作成日時:2020年3月2日 20時