Week End 2 (ページ36)

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なんの香り？ページ36

＊izwさん

「伊沢さんって甘い香りがします」

『ほんと？香水かな』ｽﾝｽﾝ

「どこのですか？」

『んふふ～～～』

『シャネル』ﾄﾞﾔｧ

「うわぁお高い」

→めっちゃいい香水使ってます

＊kwkmさん

ｷﾞｭ

「…川上さんって基本無臭なんですよね」

『臭くないだけいいわ、笑』

「でも今はシャンプーです」

『風呂上がりだからな』

『でも雫もシャンプーの香りするで』ｽﾝｽﾝ

「私も香水取れちゃってますし、風呂上がりだけ一緒ですね～」

:

次の日、出かける直前にいつもの様に香水をふりまいた

ｼｭｯ

「(…よし)」

『…』

ﾄｺﾄｺ

すると、川上さんが何も言わずにこっちに来てちょっと屈んだ

『俺も』

「…？」

『俺にもかけて』

「…だ、大丈夫ですか？」

『うん』

ｼｭｯ

『…よし』

「どうしたんですか急に」

『んー？』

「石鹸の香りで大丈夫だったんですか？他にもあったのに」

『いーの、』

『これで外でも同じやん』ﾆﾔ

→1本取られましたね。ずっと同じ香りを纏えて嬉しいみたいでしばらくの間くんくんしてました

＊ymmtさん

「山本～～」ｷﾞｭ

山本は真正面から抱きつきに行くと、いつでも躊躇なく受け止めてくれる

『ん～～？』

「山本ってなんの匂いもしない」

すれ違った時はもちろん、この状況ですら特に匂いはしない。香水とかつけないのも彼らしいな、と思う

『香水とかつけないからなぁ、笑』

そう言って笑う彼の肩に不意に顔を埋めると

「…あ」

「ほんのちょっとだけ柔軟剤の香り」

『ほんと？』

ﾑｷﾞｭｩ

『…雫ちゃんも柔軟剤だ』ｽﾝｽﾝ

私がやったのと同じように、彼も私の肩に顔を埋めた。くすぐったい

「だって同じ洗濯機だもん笑」

『そっか笑』

→すれ違っただけじゃ分からないけど、強くぎゅ～～っとすると薄く柔軟剤の香り。抱きついた人にしか分からない特権です

＊sgiさん

「須貝さん、甘～い匂いがします」

『絶対香水だわ笑』

「…でもこの香りあんまり好きくないです」

『えぇごめんね好きじゃない？』

「…」ｺｸｯ

『雫が嫌ならやーめる、』

「やった」

『なんの香りならいい？』

「う～ん、」

「ゆずがいいです」

『柑橘ガイ爆誕じゃん笑』ﾌﾌｯ

→相手の好みに合わせるタイプ。『今度一緒に買いに行こ。それ買う』って、さりげなく一緒に出かける口実を作ってます