Week End

☆*｡ﾟ ページ39

＊ymmtさん

『雫ちゃ〜ん』


と言って山本は隣にいた私を少し抱き上げ自分の膝に座らせた


「なぁに」


『ぎゅ〜』ﾆｺﾆｺ


後ろから私を抱きしめ、私の肩にコテっと顔を置く


「山本ほんと抱きつき魔だよね笑」


『えーそうかなぁ』


「そんな頻繁にやられちゃいざと言う時に特別感出ないよ〜？」


『え〜〜』


『…そっかぁ(´･ω･｀)』


彼を見ると絵に描いたようにしょぼんとしていた


『でもやめらんないなぁ…』


抱きつく頻度という惚気のような話題を眉間にシワを寄せて真剣に悩む彼。おもしろかったのでちょっとからかってみる


「そうかそうか、山本はそんなに私が好きなのかぁ」ﾆﾔﾆﾔ


すると、彼は一瞬キョトンとした顔をしたが、すぐに抱きしめる腕をちょっと強めながら




『うん大好き』




『好きだからくっついてたいの』ｷﾞｭｩ



→からかうつもりが1本取られてしまいます。いつでも好きって気持ちは全身で表すタイプです





＊sgiさん

『雫〜』


須貝さんは前から歩いてきてそのまま流れるように腕の中に私を収めた


「す、すがいさん…」


『ん？』


「まえ…まえがみえないです」


須貝さんと私の身長差は20センチ近くある


『あっごめんごめん笑』


と言って私をくるっと回し後ろから抱きしめる彼


『俺が山本だったらな〜』


「…身長がってことですか？」


『そうそう』


そう言った彼はひひっといたずらに笑っていた。山本がこの話聞いてたら拗ねるだろうな、と思っていると


『…』




『やっぱ』




と、一言言って今度は私の背後から前に回り、ちょっとしゃがみながら私を真正面から抱き直した




『やっぱ、前がいいな』ｷﾞｭｯ





→真正面から抱きしめたいタイプ。背の大きい彼なら前からでも後ろからでも安心感がありますね

温もりが欲しいのです→←ぎゅっとされましょ

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