Week End

☆*｡ﾟ ページ36

＊ymmtさん

『どうしたの？』


「…」


『雫ちゃん？』


「…」


『…』


ちょっと私の顔を覗き込んだ後、彼は黙っている私のそばに静かに座った

ちょっと時間が経って、少し気持ちが落ち着いてきたので事の経緯を私が少しずつ話し始めると


『うん、うん』


頷きながらしっかりと聞いてくれていた


『難しいね…』


「…」


『…』


『雫ちゃん』


ｷﾞｭｯ


名前を呼ばれたので前を見た瞬間、私は彼の体に包まれた


『我慢してたの、気づかなくてごめんね』


「…うん」


『でも、もっと頼ってよ。そのための僕なんだから』


「…ごめん」


『お互いにごめん、ってことで』


そういって笑った山本は、1度手を緩め更に強く私を抱きしめ直した


『あとこれだけ覚えといて』




『みんながなんて言おうと僕は絶対雫ちゃんの味方だから』





→あなたか話し出すまでずっと待っててくれます。普段はふにゃっとしてる彼ですが、こういう時は必ず頼りになります。安心して身を委ねましょ





＊sgiさん

『あら、どうしたの』


私の異常にいち早く駆け寄ってくる須貝さん


「…」


『なんかあったの？』


「…」


『ほらっここ、おいで』


そう言って膝をポンポンしながら腕を広げる彼。私は引き寄せられるかの様に腕の中に収まった


「…もうやだ」


『あらあらあら』


「やってられないですもう…」


『どうしたのどうしたの』


事の経緯を話すと、彼はずっと相槌を打ちながら聞いてくれた


『うん、うん、』


『そっかそっか。頑張ったね』ﾜｼｬﾜｼｬ


まるで犬を撫でるかの様に撫でられまくる


『偉い、偉いぞ〜』


『頑張ったもんね。偉い偉い』



→話を聞きながらずっと頭を撫でてくれます。彼の大きな体に包まれて、心も少し落ち着いてきますよ

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