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Aは涙を拭き、笑みを浮かべて歌いながらステージに戻る。そしてセンターポジションで襲名メンバーと共に最後のポーズを決めると大きな歓声が上がるのだった。



ゆ「―――襲名おめでとう」

さ「おめでと!努力が報われたね!」

こ「すっごく綺麗になったね〜。かっわいい!」

と「うん。生まれ変わったよ」

ま「キラキラしてる」

た「A。襲名おめでとう。これからは14代目あっちゃんとして私達と一緒に歌を届けよう」

A「はい!よろしくお願いします!」

 先輩達に次々と祝いの言葉をかけられAは感動で頬を赤くしながら礼を言うと、涙目で自分を見つめている佐江に歩み寄った。

A「来たよ、私も。陽子と同じステージに。
これからはあっちゃんとしてよろしくね、佐江!」

佐「うん…!A、本当に襲名おめでとう!」

佐江は泣きじゃくりながら涙目のAと抱き合う。少しして離れるとAは涙を手の甲で拭いながら笑った。

A「やだなあ、あっちゃんだよ。あっちゃん」

佐「へへ…そうだね。これからは同じステージで頑張ろうねあっちゃん!」

喜び、励まし合う同期二人の姿を皆が感動の面持ちで見つめている。

優「A。ううん、14代目あっちゃん」

襲名メンバーが笑顔で祝う中、一人優子だけが真剣な表情でAの前に立つ。その様子にAもファン達もどうしたのかと少し緊張が走った。

優「絶対的エースと言われたあっちゃんさんの名前を受け継いだとはいえセンターを譲る気はないからね」

A(優子さん…)

優「これからは同じ襲名メンバーの仲間として、そしてライバルとしてよろしくね!あっちゃんとしてもっと輝いてよ!ライバルが輝いてくれなくちゃ張り合いないからね」

優子は力強く言うとにっと八重歯を見せて笑う。堂々としたライバル宣言にさすが優子だとファンは歓声を上げ盛り上がり、00メンバーは笑みを浮かべた。

ファン「さっすが優子!」

ファン「かっこいー!」

Aは優子が襲名したての自分をライバルとして見ていることに驚くが、認められたことが嬉しくて笑みを浮かべる。

A「これからも努力してもっと輝けるように頑張ります!」

〃→←〃


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設定タグ:AKB0048 , 夢小説 , アニメ   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2017年12月11日 22時

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