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兵がライフルで脅すがAは熱で体がだるいが笑みを浮かべ、歩みを止めず距離を縮める。兵はどこか焦り追い詰められた様子で引き金を引いた。するとAのキララが魔法陣のようなものを目の前に作り弾丸を全て弾く。シールドでAを守ったのだ。
兵「00めぇぇ!!」
DES兵が何度撃ってもキララシールドがすべて弾き、Aは微笑みながら歌いどんどんDES兵と距離を智締めついに目の前にやって来た。そしてそっと腕を伸ばしライフルを握り締め、横に傾ける。
A「もうやめましょう。あなたのような優しい人が…こんなことをして心を傷つけることありません」
傷一つなく目の前にたどり着き、自分を撃った相手を睨みもせず落ち着いた声で言うAにDES兵は絶句していた。
A「手が震えてます…。本当は楚方や私を撃ちたくないんじゃないですか?いくら捕獲する為に電気ショック弾や麻酔弾を使ってるからって…人を傷つける事をしたくないんじゃないですか?」
A「!―――黙れ!貴様ら00は芸能で人々を洗脳しているテロリストだ!子供だろうとテロリストを撃つのを躊躇うわけないだろう!」
あきらかにDES兵は動揺しながら怒鳴り声を上げる。
図星なのだ。Aの言葉は。
Aはライフルから手を放し、ファンに目線を向ける。
A「周りの人達を見て下さい…。笑顔で00を応援してくれています。あれを見て本当に私達に洗脳されていると思いますか?
皆は心から歌を、芸能を楽しんでいます。私もそうです……00のライブを見て「自分も輝きたい」「人に希望を与えられる”希望の星”になりたい」と思って、00を目指したんです。こうしてメンバーになれたことを誇りに思っています」
Aは話している間ずっと微笑んでいる。
A「たとえあなたが00を嫌いでも……でも、歌や芸能のことは嫌いにならないでください!」
Aや周囲のキララ達が一斉に強烈に輝き、眩い光ですべてを照らした。
DES兵「うっ!?」
楚「ひゃあ!」
恵「A!?」
ツ「何!?」
南「あの輝き!(似てる!あの強烈な光、センターノヴァに!!)」
ライブ会場にいた全員が強烈な輝きを見つめる。ツバサ達も驚いて光の方を見るとAが微笑んでいた。
そしてAの隣に女性の幻が見える。
今も女神と呼ばれるセンターノヴァ、13代目あっちゃんだった。
ツ、優「あっちゃん!?」
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作者名:空 | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/
作成日時:2017年12月11日 22時