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女子アナ『―――速報です。本日、江戸星でのAKB0048のライブにて襲名メンバーの5代目片山陽加さんが卒業を発表しました』

 江戸星でのライブ終了後、銀河中のニュース番組ではーちゃんの卒業発表のニュースが流れた。それを寮のリビングで研究生が見ており、テレビにはーちゃんが発表した時の映像が流れる。


ファン『卒業!?』

ファン『嘘だろ!?』

ファン『辞めないではーちゃん!!』

はーちゃんの卒業発表にメンバー、観客は大きな衝撃を受け会場は騒然としていた。ある者は呆然と口を開き、ある者はやめないでと泣き叫ぶ。ゆいはん以外のAと襲名メンバーは呆然と突っ立ったままはーちゃんを見つめていた。ファンのはーちゃんコールにはーちゃんは涙が出そうになるが、目にぐっと力を入れて口を開く。

は『私…00のことが大好きです。全力で00メンバーとして活動してたくさんの事を学ばせていただいた中で、ミュージカルのお仕事をいくつかやらせていただいてから「ミュージカル女優になりたい」と本気で思うようになったんです。この夢を叶える為に卒業を決意しました』

ぱ『…はーちゃん、ミュージカルの仕事すごく好きだもんね。「楽しい」ってニコニコしてた』

は『うん。皆、突然ごめんね。Aもごめんね。せっかく記念すべきアンダー初出演だっていう時にこんな発表しちゃって』

A『いえ……。その…あの、はーちゃんさんにはオーディションの時にもっちぃさんと一緒に声をかけてもらったことがあるんですけど、励ましてもらって嬉しかったです。はーちゃんさんがいなくなるなんてすごく寂しいです…』

は『そう言ってもらえて嬉しいよ。ありがとね』

し『…嘘でしょぉ…』

は『やだ、しーちゃんめっちゃ泣いてる』

も『しーちゃん…私だって悲しいけど、笑顔で見送ろう。はーちゃんは新しい夢を叶える為に旅立つんだから』

し『わかってるけどぉ…!』

ぱ『…あ。らぶたん泣いてる』

は『えっ、ほんと?』

ら『泣いてないし。もうばーちゃんっていじれないと思ったらつまんないって思っただけ!』

ぱるるに気づかれたらぶたんは照れてそっぽを向く。それが目尻に浮かんだ涙を隠す為だということを皆わかっていた。

ここで映像がスタジオに変わり、VTRが右隅にワイプで映る。

男子アナ『卒業は寂しいですが、夢の為に旅立つ彼女を応援したいですね』

女子アナ『はい。卒業次期は後日運営から発表されるとのことです。では次のニュースです―――』

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設定タグ:AKB0048 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2017年8月31日 21時

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