【0048】希望の星になれ・５～76期研究生～ (ページ31)

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A「好きなタイプ？有名人で？う～ん…そりゃあやっぱり、銭形平次」

Aの台詞で曲が終了し、ファンの熱い歓声が上がるのだった。

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由「江戸星の皆さんこんにちは！」

A、襲メン「AKB0048です！」

　数曲歌い終え、MCの時間がやってきた。襲名メンバーが順に挨拶していき最後にAの番が回ってくる。

A「”目指せ輝く希望の星”！76期研究生の名字A、15歳です。今回はきたりえさんのアンダーとして出演させていただくことになりました。皆さんに楽しんで頂けるよう精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いします！」

深々と一礼するAに歓声と拍手が送られた。

し「皆ー、Aちゃんのフレッシュなダンスはどうだった？初々しくて可愛かったよね！」

観客から同意する声がいくつも響き、Aは照れて顔を俯く。

し「エネルギッシュで笑顔がキラッキラしてて。いやー若いっていいわ～」

ら「しーちゃんもうおばちゃんだものね」

み「若いパワーにやられちゃった？」

し「誰がおばちゃんだ！」

ら「はーちゃんもやられたんじゃない？おばーちゃんに若者の輝きは眩しすぎてクラクラするでしょ」

は「誰がババアよチビッ子」

しーちゃんとはーちゃんがツッコミを入れると笑い声が上がる。

し「私まだ二十歳だからね！」

由「はいはい、そこまで。
さて、今回のトークのお題ですが…江戸星を芸能禁止から解放に導いた伝説のセンターノヴァ、11代目あっちゃんです！」

A(伝説のセンターノヴァ…)

由「住民の皆さんはもちろんご存知だと思いますが、11代目あっちゃんはかつて美少女ぶりと優しい性格で高い実力を持っていて、絶大な人気を誇り総選挙は毎年1位。当時センターノヴァ候補とまで呼ばれていました。完全芸能禁止の江戸星から芸能を解放して、その後秋葉星に侵入してきたDESの部隊を歌で止めてセンターノヴァの輝きを放ち、姿が消えてしまいました。でもまた輝きの中から現れて、その後センターノヴァを就任するはずだったんですが突然卒業を発表。卒業後は風の噂で結婚して芸能を広める活動をしていると聞いています」

は「センターノヴァになったのに正式にセンターノヴァを就任しなかった。だから00寮に飾られてるセンターノヴァの写真にも入ってなくて、伝説のセンターノヴァって言われてるんだよね」