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A(私にもアイドルの資質があるの?ほんとに?…やばい、嬉しい)
Aは嬉しさで自然と笑みが浮かんでくる。キララを輝かせられることの喜びや興奮を初めて知った。
ファンの応援を受けてキララを輝かせる襲名メンバーをいつも見ているからわかってたことだが、”ファンがいるから00メンバーは輝ける”といvうのを自分の身で体験してファンのありがたさを改めて知った。

大人「アイドルの資質があっても、Aちゃんはもっと前に出なきゃだめだろ。遠慮してちゃ襲名できないぞ」

大人「歌とダンスの実力は上がってきて頑張ってるのはわかるけど、それは他の研究生だって同じだしな。ただ歌とダンスが上手いだけじゃ襲名できないし」

見物人からの厳しい一言に浮かれていたAの気持ちが落ち込む。
A(それめぐ達からもメイフォンちゃんからも言われた…)

大人「あと握手会、Aちゃんちょっと苦手だろ?ファンの応援の言葉に対してテンプレートな所あるから、もっとボキャブラリーを豊かにした方がいい。握手会はファンを増やす絶好のチャンスなんだからチャンスをしっかり掴まないと」

大人「ちょっと!そこまで言わなくても…」

大人「ただ褒めるだけなんて本当の00ファンじゃないと俺は思う。メンバーに向上してほしい、襲名してほしいからこそダメな所は厳しく言うんだよ。それが本当の00ファン。いや、銀河一芸能が好きな秋葉星の人間ってもんだ」

大人「…確かにな」

大人「はっきり厳しいこと言ってくれるファンは大事にした方がいいよ。キツいだろうけど、Aちゃんに襲名してほしいって思ってるからこそ言ってるんだから」

A「…はい」

見物人の厳しい言葉からは自分を思う気持ちを感じられて、Aは嬉しく思いながら頷いた。すると、そばにいた子供の一人がAが座っていたベンチにある紙袋に気づく。ちらりと中身が見え、
ぱっと笑みを浮かべた。

子「Aちゃん、ドラゴンファンタジー好きなの!?」

A「えっ」

子供の急な質問にAはギクリとする。アニメや漫画のオタクというのは世間からネガティブなイメージで見られることがあり、アイドルのイメージにあわないと思いファンには隠していたのだ。同期にもあることがきっかけでバレるまで内緒にしていたのである。

大人「Aちゃんドラゴンファンタジー好きなんだ?」

大人「なんか意外…」

子「それドラゴンファンタジーのフィギュアだよね?私も持ってるよ!」

〃→←〃


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設定タグ:AKB0048 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2017年7月15日 8時

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