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ツ「OK。他にLASに乗れるメンバーは…」

彼「私に行かせて下さい」

彼方が通信を繋げてきた。

ツ「彼方!」

彼「私、ベースタイプなら父さんに教わって…。後方支援ぐらいはできます」

ツ「でも、まだあなたは…」

彼「お願いします!」

ツバサが「実戦経験がない」と言おうとするが彼方がそれを遮りお願いする。彼方は仲間を、何より憧れのたかみなを守る為に危険な前戦への参加を願い出たのだ。諦める様子はない。
敵機からの射撃攻撃は続いており、たかみなは調子が悪く苦戦している。少しでも人手が欲しい状態だ。

ツ「……わかったわ」

致し方ない。ツバサはそう考え許可を出した。

彼方が走ってLASの格納庫に向かう頃、自分がオリジナルのたかみなに相応しいか考え込むせいでたかみなは注意力散漫になっており、いつも通りにLASを操縦できないでいた。

佐「たかみな!」

たかみな機が背後から敵機に狙われるが、佐江が手持ち式ガンランチャーで発砲する。敵機に弾が当たるとゲルが機体を包みこみ動きを封じた。弾はゲル状発泡弾と呼ばれるもので、機体に当たるとゲルで包み込み動けなくなるようにできる。これのおかげで敵機が有人機であっても傷つけずにすむのだ。

佐「大丈夫?」

さ「新しいのが2機くるよ」

キャノピー越しに敵機を見ると、一機だけデザインが違かった。茶色のカラーリングでDES軍のエンブレムである死神のイラストが描かれている。

ツ「!あのタイプは…」

モニターで茶色の機体を見たツバサはあることに気づいた。

さ「たかみな!らちが明かないよ。どうする?」

佐江がキャプテンに指示を仰ぐが返事がこない。さやかは不思議に思い右に振り向きキャノピー越しにたかみな機を見る。

さ「たかみな?」

佐「―――さやか!危ない!」

佐江の叫び声にさやかは驚いて前方に視線を戻すと、茶色の敵機から10数発のホーミングミサイルが射出されさやかとたかみながいる方向に向かってきた。さやかはすぐにこの場から離れるが、たかみなは気づくのに遅れミサイルに狙われてしまう。自分の機体を追うミサイルにデコイを放つと、ミサイルはデコイをターゲットと誤認識し狙っていった。たかみなは敵機にゲル弾を放つと同時にデコイが爆発し炎が上がる。
捕えたと思ったが、敵機は炎の上に移動し銃を構えていた。

た「何!?あいつ!

―――わああぁぁぁぁーーーっ!!!」



ドオオォォォン!!!!!



敵の射撃を受けたかみな機は爆発した。

〃→←〃


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設定タグ:AKB0048 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2017年7月15日 8時

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