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ツ「突然ではありますが、ここしばらくD.G.T.Oの芸能禁止活動、及びDESの攻撃が激しくなっています。そこでAKB0048を新展開させることにしました!」

ツバサが高らかに言うと、また光文字が夜空に浮かんだ。


”星歴0048年度 選抜総選挙”


叫び声のような歓声が響く。A達も驚きで目を見開いている。

A(総選挙!?ほんとに!?ずっとやってなかったけどマジでやるの!?)

ツ「中断していたニューシングル選抜総選挙の復活!さらなるステップとして…」


”復活!センターノヴァ”


ツ「センターノヴァの復活です!!」

先程よりも大きな、大砲のような歓声と驚きの声が会場中に響き渡る。Aにもうるさいすぎて耳を塞ぎたいくらい聞こえているが、信じがたい発表に茫然としていた。

A(確かツバサさんが中心になってセンターノヴァ制度をやめるように訴えたって聞いてるけど…なんで今復活?あっちゃんみたいにライブ中に光の中に消えるようなことが起きて、行方不明になった人がいるのに)
歴代センターノヴァの中には先代の13代目あっちゃんの様に、ライブ中にキララの輝きが最高潮に達した時に光に溶けるように姿が消え、行方知れずとなっている者が多数いる。そのような危険があるからセンターノヴァ制度はやめたはずだ。それを復活とは、ツバサは、運営は何を考えているのだろうか。メンバーにはわからなかった。




さ「はぁ!?んなの聞いてないって!」

佐「センターノヴァって、危険性があるからって廃止になったんでしょ?なんで急に?」

 サプライズにツインタワーも衝撃を受け動揺していると、優子がその場にしゃがみ込む。

佐「優子さん?」

佐江がどうしたのかと不思議そうに声をかける。

優「ん〜……やった―――――っ!!!」

すると、歓声を上げながら両手を上げて飛び上がった。その声が一部の観客に聞こえてしまい、振り向いた彼らは優子達襲名メンバーの姿を見てどよめく。

ファン「優子だ!」

ファン「さやかに佐江ちゃんも!」

ファン「あっちゃんもいるぞ!」

彼らの騒ぎによって他の観客も気づいてゆきA達の名を呼ぶ。

A「(やば!)」

さ「逃げるよ!」

さやかは慌てて優子を肩に担ぎ駆け出す。

佐「お騒がせしました!」

A「研究生のアンコール楽しんでってください!では!」

優「皆ー!また後でねー!」

佐江とAは素早く一礼して後を追う。優子は担がれたまま笑顔でファンに手を振るのだった。

〃→←〃


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設定タグ:AKB0048 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2021年5月29日 12時

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