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ツ「たかみなのアンダーに東雲彼方」
彼「！はい！」
ツ「こじはるのアンダーに岸田美森」
美「私も…！？」
楚「やったぁ！」
凪「2人共すごい！」
楚方が美森に抱き付き、凪沙や77期生が歓声を上げながら嬉しそうな顔をする。
ツ「続いて、ゆきりんのアンダーに鰐淵恵」
恵「はい！」
A(やっぱり！)
晶「うわぁ！」
瑞「やったぁ〜！」
恵「よし…！」
ガッツポーズする恵に瑞穂が抱き付いた。A達同期もわっと歓声を上げ自分のことのように喜び、笑顔で恵を祝う。
A「やったねめぐ。おめでとう。頑張って」
恵「うん！」
Aが笑顔で応援すると恵も笑顔で返事をした。
ツ「そして最後に、優子のアンダー」
A(瑞穂かな。それか葉月か…)
そう考え胸がドキドキとするのを感じながらAは口を開くツバサを見つめる。
ツ「……園智恵理」
智「っ！はい！」
A(！？)
智恵理は驚きを露わにしたが、すぐに気合の入った返事をする。驚きのざわめきがリビングに広がった。真琴と織音が背後に立っている智恵理に歩み寄り笑顔で祝う。
友「すご…！」
真「うわぁ〜！チャンスの順番めっちゃ早いよ！」
織「よかったね智恵理！」
智「あ…ありがとう」
僻んだりせず笑顔で祝ってくれる仲間に智恵理は照れくさそうにしながら素直に礼を言う。握手会以後、少しだがこのように素直になる面が出てきていた。彼方や美森も77期生と同じく智恵理のアンダー入りを喜び、笑顔で祝っていたが、A達76期生は驚きと怒りと悔しさでいっぱいになっていた。
A(何で智恵理が！？何で76期じゃないの！？優子さんのポジションやるってことはセンターやるってことじゃん！そんなの…)
そんなの納得いかない。したくない。
祝えるわけがない。
自分達は1年以上頑張ってきたというのに後輩にアンダーを、しかもセンターポジションを取られるなんて悔しすぎる。
それが選ばれなかった76期生全員の心境だった。
恵「どうしてですか！？順番からいけば76期生の方がアンダーになるのが先だと思います！どうして77期生が！？」
すると恵が納得いかないと言った顔で立ち上がる。
李「そうだよね」
晶「何か違くない？」
A(そりゃ、悔しいけど智恵理はうまいよ。入った時から77期の中で一番うまかったし、どんどんうまくなってるのもわかってるけど…！先輩差し置いて優子さんのアンダーなんて冗談じゃない！)
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作者名：空 | 作者ホームページ：http://id38.fm-p.jp/213/7772010/
作成日時：2017年2月5日 20時
