affogato (ページ10)

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優柔不断の私じゃ決めれないと言うと
男1人じゃ来にくいからと言う山田さんの意見で来たお洒落なカフェ

ランチも勿論美味しそうなんだけどそれよりスイーツが気になって

山田さんと同じ単品のハンバーグを選んで

デザートを頼んだ

私はイチゴのプリンタルト

山田さんはベリーベリーのフレンチトースト

店員《イチゴのプリンタルトの方》

「はい」

店員《失礼します。ベリーベリーフレンチトーストです》

涼『ありがとう御座います』

「おいひ～」

涼『ふは、おいしいね』

「はい！」

『りょうすけ？』

ものすごく可愛くて、スーツを着ていて就活生かな？

涼『知念』

侑『そちらは』

涼『AAさん』

「Aもです」

ち、ねん？

昨日山田さんが言ってたあの人だ。

てことは、私より歳上…

見えない…

余りにも可愛くてついつい見入ってしまった

侑『あれ、もしかして僕に見惚れちゃった？』

「え、あ！すみません」

涼『お前なんで此処いんだよ』

侑『あれ？知らない感じ』

どうやら此処のカフェとコラボしているみたいで社長として様子を見に来たとのことだ。

侑『Aちゃん、それどう？』

「とても美味しくて、プリンなのにタルト？タルトなのにプリン？」

「とにかく美味しいです」

侑『ふふ、良かった』

侑『じゃあまたね』

「はい！」

とても話しやすくて社長という雰囲気をいい意味で感じさせない方だったな

知念さんの後ろ姿は顔から想像できないほど男らしいがたいで
これを世で言うギャップってやつか…

涼『また知念見てる』

「すみません」

涼『じゃあそろそろ出よっか》

「はい」

「わざわざお金払っていただきすみません」

涼『気にしないで。俺が勝手に誘っただけだから』

ランチ代もだしていただき、会社まで送ってもらいなんで紳士なんだ。

王子さまなのか…？