affogato (ページ32)

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涼『俺と付き合ってくれませんか？』

「ん？えーーーーーー」

涼『勿論今の話を聞いて信じてもらえないと思うけどA本気で好き。』

「私も…山田さんが好きです」

涼『じゃあ彼女になってくれる？』

「こんな私で良ければ…お願いします」

涼『よっしゃあ』

涼『Aちゃんに連絡先交換してもらえなかったの本当にショックで、有岡に聞いたんだけどアイツも教えてくれなくて、もうどしていいか分からなくてもう知念とかに当たりまくり笑』

「本当にごめんなさい」

涼『じゃあ交換してくれる？』

「もちろんです」

新しい友達の欄にRyoという文字が入った。

涼『今日俺ん家泊まりに来てくれる？』

「…っ、でも」

涼『やだ？』

「その顔ずるいです」

涼『じゃあいい？』

「はぃ」

涼『じゃあAの家に荷物取りに行こ』

「お邪魔します」

涼『どうぞ』

広い…とにかく広すぎる！
やっぱりカーテンは閉まってる…
高所恐怖症な私でもこの高さまでくると夜景を見てみたいとも思う。
もしかして山田さんも高所恐怖症？

涼『落ち着きなよ』

「凄すぎて、」

涼『ワインでも開ける？』

「遠慮します」

涼『どうして？』

「酔った山田さん大変ですもん」

涼『うるさい』

「可愛いです」

涼『首跡つけるよ』

「それはダメです」

涼『もう手遅れ』

ﾁｭｶﾘｯ

涼『俺、重いかもしれない』

「ん」

涼『有岡と仕事してるとか考えるだけで腹立つ』