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One day
大『今日の夜パーティー入った』
「3社合同のお披露目会のやつですか?」
大『ああ』
大『今日のはお前も参加するから』
「私もですか…?」
「ドレスとか持ってないですし、パーティーとか行ったことないのでどうしたら…」
大『ドレスは行く前に着替えさせるしお前は俺の隣に居るだけでいい』
「わかりました」
今の会話見たら冷たいって思うかもしれないけど、前より全然話してくれるようになった。
少し距離が縮まった…って思ってるのは私だけかもしれないけど。
もちろん裕翔くんとも更に距離が縮まって、
ご飯食べに行ったり、映画も見たり凄い充実した日々を送らせてもらってます!
友だちが今まで居なかったから少し遅めの青春な気がして今を満喫しまくってます笑
大『好きなもの選んでいいよ』
「うわあぁぁ」
「どれにしましょう、社長!」
大『好きなの選べ』
「ああ!これ可愛い」
「これも可愛い…」
でも、全て私に似合わなそうなものばかり…
大『お前どんだけ待たせるんだよ』
大『これにしろ』
「かわいい…♡」
社長が選んだのはミモレタイプの白のドレスに腰あたりにオレンジのリボンがありとても可愛い…
シャッ
「着替えました」
大『まあいんじゃね』
「んふふ」
大『何笑ってんだよ、早く行くぞ』
「あっ、はい」
ヘアメイクも全て終わり車に乗り込むとさっきには無かった急な緊張感が押し寄せてくる。
裕『Aちゃんドレスかわいいね』
「ありがとう」
裕『凄い似合ってる』
「褒めすぎだよ」
大『裕翔、コイツすぐ調子乗るから褒めすぎんな』
社長はもう少し褒めてくれてもいいのに…とボソッと呟くと調子乗んなって地獄耳め!
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作者名:ナコ | 作成日時:2021年1月7日 11時