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侑『そろそろ解散しようか』
大『だな』
私の手を握りながら眠ってしまった山田さん
山田さん山田さんと言っても起きない。
侑『涼介起きなよ』
涼『いったい〜」
どうやら頭を叩いて起こしたみたいです
大『送るよ』
「…っ ありがとうございます」
涼『ダメなの』
涼『Aは俺と帰るの』
侑『僕が送っていくから』
そう知念さんに言われると離れたくないと子供のように駄々をこね、私に抱きついてきた。
大『おい、山田辞めろ』
「山田さん、私帰らないといけないので離してくれませんか?」
涼『ダ〜メ!』
涼『Aが一緒じゃなきゃ帰らない』
私と山田さんを社長と知念さんが引き離してくれて、
知念さんに捕まってもまだ駄々をこねていた。
かわいい…
大『帰るぞ』
「はい」
「社長、飲んでるに運転どうするんですか?」
大『運転手呼んだ』
大『何処かの誰かさんが運転できたらそんな手間はいらないんだけどな〜』
「すみません…」
「明日から免許取りに行きます」
大『あんなの信じてたの?笑』
「え、嘘なんですか?」
大『取ってないならそれでいんじゃね』
大『常に運転手はいるから』
「でも今日は社長が運転して来たじゃないですか」
大『プライベートまで運転させたら可哀想だろ』
社長も酔ってるのか優しい…
社長が笑ってる…
車に乗り込み、会社の前で下ろしてもらおうと思ったのですが、毎朝迎えがあるみたいなので家を教えた。
…
…
…
…
どうやら沈黙が苦手みたいでずっと空を見てると東京の空は狭いな…
星が見えないよ…
とか思ったけど、東京に来て初めて空を見たかもしれない。
社長何してるのかなと見ると
zzzzzz〜
寝ていました。
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作者名:ナコ | 作成日時:2021年1月7日 11時