#1 ❝ 頭痛が痛く❞なっていませんか? ページ1
「頭痛が痛い」
こんなことを言っている人を見たことはありませんか?
これ、ネタとかノリとかだったらいいんですけども、たま〜に本気で言っている人に出会います。
頭が痛いことを表したいのなら、「頭痛がする」だとか、単純に「頭が痛い」などと表現するのが普通です。
「頭痛が痛い」は「痛い」というのを二回言っているようなもので、意味がかぶってしまっています。
他にも「水中の中」だったり、「後になって後悔する」だったりと、本気で使っていたらかなり恥ずかしいかぶり言葉ってありますよね。
せっかく上手く書けている文章でも、こういうミスがあると一気に萎えますので、気をつけたいところです。
あともう一つ、よくある意味の重複として、こういうのがあります。
「僕は犬の散歩に行こうと僕は思った」
皆様お気づきの通り、「僕は」が二個あって、なんだかむずむずしますね。
主語は一つでいい、もっと言うとなくても意味としては伝わりますので、この文を直すとすれば、「僕は犬の散歩に行こうと思った」か、「犬の散歩に行こうと僕は思った」とすればいいですね。
主語がないバージョンで書くと、「犬の散歩に行こうと思った」となります。これでも文として全くおかしくないので、「僕は〜」が続いてしまってしつこいときにはこうすればいいのです。
このまちがいは小学校の高学年や中学一年生でも見かけるので、文章を見直すときにはチェックしてみてください。
とくに長い文章だと、書いていくうちに同じことを書いてしまいがちなので、文章を書くのが苦手な方はとくに意識してほしいなぁと思います。
このせいで作文やレポートの評価を下げられたら勿体ないですからね!
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