後輩 ノブ リクエスト作品 ページ7
｢ノブさああん！！｣
と泣きそうな目で俺に突っ込んでくるA
｢ん？どした？｣
台本を読む手を止めて、Aの顔を見る
｢ゴールデンに出るなんて！ネタはやらんけど、バカみたいに緊張してて｣
あわわ、と手が震えているA
｢大丈夫やって、Aたちが注目されてるからこの時間帯のテレビ出れてんで？ほら自信持ち｣
肩をバン、と叩く
我ながら、いいこと言ったわと思う
｢のぶさん…やっぱりいい事言いますね。ありがとうございますぅぅ｣
ほんとに泣き出すんかってぐらい目をうるうるさせて言われた
｢泣くなや｣
｢べっ、別にないてません、緊張してるだけです！！｣
｢ほんまか？…て、相方は？｣
｢ほんまですー！あいつ、アホで…。緊張してないみたい｣
羨ましい、と頬を膨らますA
かわい…と思いかけて思考を止める
こいつは後輩、大事な後輩
俺たちの背中見つめて、時にはすぐ近くにいて
これから、こいつらも遠くの方にいくんかな、とか思うと心做しか寂しい、気もする
｢そろそろ始まるで、戻った方がええんちゃう？｣
｢あっ、やばいやばい！戻らな！！お話してくれてありがとうございました！取り敢えず落ち着きました、また後で！｣
ドタバタと帰っていくA
転びそー…って、子供じゃあるまいし
なんて考えてたら
｢…！｣
Aの体が前に傾く
まさか、まさか！！そんな、なんも無いところで？
なのに気付けばAの方に駆け出していた
｢きゃ…！｣
腰を掴んでしっかりと支える
｢Aっ！｣
何とか、Aは転ばずに俺の腕の中で収まった
｢大丈夫か？｣
｢の、のぶ、のぶしゃ｣
顔を真っ赤にするA
それにしても、腰ほっそ
顔をまじまじと見つめると、こんなに綺麗な顔をしていたのかと驚いた
｢あっ、あっ、ありがっ、ありがとうござ、ございます！！！だ、大丈夫ですほんまに！！！！｣
いつもより慌てながらそう言って、
俺の腕から逃げていった
｢…｣
あれ、なんの匂いやったんやろ、めちゃくちゃいい匂い
化粧とかしてる感じ無かったけど、あんなに肌って綺麗なもんなん？
とりあえず、席に戻る
いや、後輩やろ、変な感情もつな
頭の中がAでいっぱい
そういえば、いつもAのこと考えてた…？
…いつの間にか、クセの強い後輩に恋していた。なんて誰にも言えない、な
ーー
輪島です！
リクエスト遅くなってしまい本当に申し訳御座いません、リクエストありがとうございました〜！
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輪島(プロフ) - ミサキさん» ありがとうございます！！テスト終わったら爆速で書きますねᐠ( ᐢࡇᐢ )ᐟ (2022年6月24日 20時) (
レス) id: 4d40765142 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - 自分も学生なので気持ちわかります……お互い頑張りましょ！ (2022年6月24日 0時) (レス) @page8 id: 1fece32f94 (このIDを非表示/違反報告)
ミサキ(プロフ) - お願いしますっ！⸜( ॑꒳ ॑ )⸝ (2022年6月24日 0時) (レス) id: 1fece32f94 (このIDを非表示/違反報告)
輪島(プロフ) - ユーリさん» ユーリさんありがとうございます〜、実はちょうどこのお話の続き書こうかなって思ってました笑本当に励みになります！絶対にいい作品にしますね！本当にありがとうございます！！ (2022年6月21日 23時) (レス) id: 4d40765142 (このIDを非表示/違反報告)
輪島(プロフ) - ミサキさん» ミサキさん、ありがとうございます！！返信遅くなってしまい本当に申し訳ありません、お知らせにも記載しましたよう遅くなってしまいますが書かせていただきます！ありがとうございます！ (2022年6月21日 23時) (レス) id: 4d40765142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：輪島 | 作成日時：2022年5月22日 14時
