hc side ページ14
マクヒョンが今から何を言おうとしてるのか
想像もできなくて気になる
「なんか、匂いが」
「は？？？？」
「匂いが、くるしかったんだよ
不意に近づいた時に」
「いや、ヒョンきもいよ！！」
「やーーさっきから！きもいって言うなよ
俺は真剣なんだよ！」
まさかの回答に思わずおもったままの
言葉が口から出る
「匂いがくるしいってなに笑」
匂い、と言うワードで
さっき返ってきたパーカーを思い出し
もう一度手にとり
思いっきり鼻に押し付ける
そんな俺をみてマクヒョンは
おいまじで
と本気でどつきにきて
それをうまくかわしながら
じっくり匂いを嗅いでみる
「、、普通に
女の子の柔軟剤の匂いって感じだけど？」
そのままマクヒョンの顔面にも
俺のパーカーを押し付けて
改めて匂いをかがせる
やめろと怒りながらも
ちゃっかり匂いは嗅いだのか
「これじゃなくて
その人自身の匂いっていうか、、」
「え？体臭？ますますだよ？ヒョン」
「、、お前に言うんじゃなかった
ってゆうかそれお前の香水の匂いも残ってる」
もうしても遅い後悔をはじめるヒョンに
ごめんごめんと謝る
「でもヒョン、
俺には匂いがくるしいっていうその表現が
理解できないけど
匂いに惹かれるのって結構
遺伝子レベルらしいよ
だからまぁ間違いではない、と思う」
遺伝子、、、
そう深刻そうに呟くヒョン
「あとその子、えーっとAちゃん
ヒョンの事知らないじゃん
それもでかいんじゃない？」
「んー、、」
「でもヒョンがアイドルなのは
変えようの無い事実なんだから
それが知られた時の事とか、
キスする前に考えた？」
俺が言えた事ではないけど
なんとなく忠告として聞いておく
「正直そのへんはわからない
考えなきゃいけなかったけど、それができなかった」
そういうと
もうこれ以上聞いてくるなと言わんばかりに
さっき投げ捨てたキャップを
もう一度拾って被り直し背を向ける
珍しい
どんな魅力を持った子なんだろう
Aちゃんは
こればっかりはヒョンがこれから
どうにかしていかなきゃ行けない問題で
どうかヒョンが
傷付くような結果にならなければいいと
あわよくば幸せになってくれればいいと
心から願った
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あお(プロフ) - Zさんさん» 1番ドキドキ！！！嬉しいです🥲🥲🥲すごく励みになります〜ありがとうございます❤️🔥 (4月3日 23時) (
レス) id: 4480718500 (このIDを非表示/違反報告)
Zさん(プロフ) - 今まで読んできたマク落ちで1番ドキドキします😭😭😭最高です❤️🔥 (4月1日 14時) (レス) @page50 id: a5a496f43f (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - なのこ5546さん» 読んでくれるだけで嬉しいのにコメントまで🥹言葉で伝えてくれてありがとうございます！きゅん！ (3月3日 21時) (レス) id: 4480718500 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - 最新話まで読みました！今までに無いお話なのでとてもわくわくしながら読みました♡更新は大変だと思いますが頑張ってください！楽しみにしています💫 (3月3日 20時) (レス) @page13 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - ドリーさん» おろろ！！ごめんなさい！ありがとうございました🥲 (2月29日 16時) (レス) id: 4480718500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2024年2月29日 16時
