26. ひとりに ページ26
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翔side
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太田「そんなのいいよ？大丈夫？」
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優しく笑って、彼がAちゃんに近寄って
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太田「中入ろう？立てる？」
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ゆっくりと、彼女がその場から立ち上がる
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それでも、
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A「ひゃっ、」
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力が入らなくて、ふらつく
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翔「俺も行く・・・」
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このままの彼女を見送れるはずも無くて、
そう言った俺に
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太田「・・・大丈夫ですか？」
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怪訝そうに俺を見る
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翔「・・・暗いし。」
太田「でも・・・」
･
うじうじしている俺らには気にしていられる
余裕がない彼女は、
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A「行かないで・・・、」
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泣きながら、俺の腕を掴んで、
弱々しくそう言った
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結局、俺の腕を掴んで離さない彼女を見て
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太田「やっぱり櫻井くんが居た方がいいね＾＾？」
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そう言ってくれた
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・・・のはいいけど
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彼女の部屋の前に着いても、
俺にしがみついたまま
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太田くんは反対したけど。
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やっぱり、このままの彼女をここにひとりに
させるのもいけない気がして、
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翔「・・・どこにも行かないから。今日はここに居ていい？Aちゃん＾＾」
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まだ震える体を包んで、
泣き出した彼女を心配しながら
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太田くんが帰る
･
太田「ゆっくり休んで？宇佐美ちゃん。櫻井くんは明日迎えに来ますから＾＾」
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玄関の扉が静かに閉まった
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心菜(プロフ) - 姉さんさん» 初めまして。リアルに感じていただけてうれしいです◎＊ありがとうございました♪ (2012年12月28日 23時) (
レス) id: cc7d565b3a (このIDを非表示/違反報告)
心菜(プロフ) - てごにゃんらびゅさん» ありがとうございます！こんな心菜にファンができる日がくるなんてぇ…///とってもうれしいです＾＾ (2012年12月28日 23時) (レス) id: cc7d565b3a (このIDを非表示/違反報告)
心菜(プロフ) - 美紅さん» 遅くなりました。いつも謙虚にありがとうございました◎＊ (2012年12月28日 23時) (レス) id: cc7d565b3a (このIDを非表示/違反報告)
美紅 - 心菜さん» こちらこそありがとうございます^^ (2012年5月4日 18時) (レス) id: 6d76bb7b6f (このIDを非表示/違反報告)
翔奈(プロフ) - あながち検討外れではなかったんですね！イェ^^どっちかと言えば気づかない方が良かったんですかね？（笑）けどそこまで考えてるなんてさすがです！！ (2012年5月4日 10時) (携帯から) (レス) id: 9aa779b7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：心菜
| 作成日時：2012年4月16日 14時
